最近、ダイエットや健康食品としても注目されている菊芋、プランターで栽培することができたら良いのになって思いますよね。
プランターならベランダでも栽培できるので助かります。
そこで、菊芋をプランターで栽培する方法や収穫の暦などについて調べました。
また種芋を入手するのにおすすめの通販や菊芋の味を良くするポイントなどについても調べてみました。
Contents
菊芋の栽培を始める前に
まずは菊芋の栽培を始める前に、必要なものをそろえないといけないですよね。
必要なものは以下の4点、それぞれのポイントについても確認しておきたいですね。
種芋の入手方法は?通販でも?
菊芋は種芋から育てますが、ポット苗の状態で売っていることもあるようです。
種芋はあまり保存にむいていないので、すぐに植え付けない場合でも土の中に埋めておく必要があります。
まとめてネットに入れるなどして土を必ずかぶせて保管しておきます。
植え付け時期を確認して購入したほうが良いですが、園芸店などでは2月ころから購入できますよ。
通販では11月から3月ころまで販売していますが、夏ぐらいから予約販売をしているところもあるようです。
いくつかおすすめの通販をご紹介します。
プランターの選び方は?
他の植物を一緒に植えると菊芋に栄養分を摂られてしまって育たないので、大型のプランターを用意して菊芋専用にします。
1株だけ植える場合でも深さ30cm以上、直径30cm以上の大きさが必要ですし、複数の種芋を植え付けたいときには20~30㎝くらい間隔を空けることを考慮して選びます。
65㎝のプランターなら2株くらいが適量ですね。
土は何を使えば良い?
菊芋を育てる土は野菜用の培養土を用意します。
菊芋は道端や荒れた土地でも自生してしまうくらい強い植物なので、難しく考えなくても問題ないようですよ。
肥料って必要?
基本的には肥料が無くてもよく育ちます。
追肥も必要ないようですが、水をあげるときに液体の有機肥料などを混ぜてあげると良いかもしれませんね。
プランターでの栽培の仕方
必要なものがそろったらいよいよ植え付けですね!
菊芋の栽培の仕方についてポイントをまとめてみました。
植え付けから開花までの手順について
菊芋は普通3月から4月ころに植え付けます。
北海道や東北など寒い場所では少しずらして4月から5月ころに植え付けます。
プランターに土を入れ、10~20㎝くらいの深さのところに、一株なら中央に、複数株なら20~30㎝くらいずつ離して種芋を置き、5㎝くらい土をかぶせたら、たっぷりとお水をあげます。
複数の株を植え付けるときに、一つ一つの株の間隔が狭いと根っこや芋が絡まってしまうので、充分に離して植え付けましょう。
植え付けてから1か月ほどすると芽が出てきますが、生長すると1つの株からいくつも芽が出てくるので、2、3本残して間引きすると元気に育ちます。
菊芋はかなり背が高く育ちますから、転倒防止に支柱などで対策したほうが良いですよ。
9月ころになると2mを超えるほどになり、このころになると黄色い花が咲くのでお花を楽しむことができます。
枯れたものを摘むとお花が長続きしますよ。
お水のあげ方は?
植え付けた直後はたっぷりとお水をあげますが、そのあとは、土の表面が乾いたらあげるようにします。
乾燥に強く湿気に弱いので、お水のあげ過ぎには注意が必要ですが、プランターはお水が流れてしまうので夏場は足りなくならないように注意します。
追肥の仕方は?
特に必要ありませんが、生長期のころは水やりの際に液体の有機肥料を混ぜてあげても良いかもしれません。
菊芋の味をよくするポイント
特に手間のいらない菊芋ですが、植え付け時期を守る、間引きをするなどをしっかりやると大きく育ちます。
また、本来追肥も必要ありませんが、有機肥料を適量あげると、よりおいしくできるそうです。
菊芋を収穫しよう!
花の時期が終わって、10月から11月ころになると地上に出ている茎や葉も枯れてきますが、そうなってくるといよいよ収穫の時期ですね。
収穫時に注意することは?
11月から12月ころが菊芋の収穫時期となります。
菊芋は保存にむいていないので、食べる分だけを収穫します。
翌年3月くらいまでは収穫できるので、慌てて収穫する必要はなさそうですよ。
株のまわりにスコップを入れて、芋を傷つけないように株ごと掘りだします。
1株に10個ほどの菊芋が生るようですが、収穫しすぎてしまったと感じたときは土に埋め戻しておくことをお勧めします。
土を付けたまま新聞紙でくるめば冷蔵庫の野菜室でも保存することができるようですが、早めに使ったほうが良いです。
翌年の収穫にむけて、収穫の暦も確認!
収穫した際、小さな菊芋は翌年用の種芋にしてはどうでしょうか?
同じプランターでも3回ほどは栽培できるそうですが、収穫できる芋がだんだん小さくなっていくので、新しい土に替えたり、堆肥を混ぜたりすると良いようです。
実は収穫せずに残してしまった菊芋も次の春にはまた芽を出してきますので、間引きをしたり、追肥をしたりして、そのまま育ててもいいですよね。
ただし、菊芋はどこでも育つので、土を捨てる場合は土の中に残っていないことをよく確認して、必ず自治体の指示に従って捨てましょう。
最後に菊芋の植え付けや収穫の時期を表にしましたので参考にしてください。
収穫の暦 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | …… | 11月 | 12月 |
植え付け(中間地) | ★ | ★ | ||||||
植え付け(寒冷地) | ★ | ★ | ||||||
収穫期 | ★ | ★ | ★ | ★ | ★ |
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