換気扇のフィルター掃除って、大変ですよね!
数ある家事の中で、最も手間がかかると言っても過言ではありません。
いざ、掃除しよう!と意気込んではみたけれど、もっとカンタンに掃除する方法が知りたいですよね。
このページでは、換気扇のフィルター掃除に最適な洗剤や、掃除の方法をご紹介していきます。
Contents
換気扇フィルターの掃除の頻度は?
最も手間のかかる換気扇のお掃除、どのくらいの頻度で掃除をするのが良いのでしょうか?
換気扇の蓋の奥にあるファンについては、半年~1年に1度のペースでのお掃除で十分ですが、換気扇フィルターの理想的なお掃除頻度は、月に1度です。
長くとも3か月に1度は掃除を行うほうが好ましいでしょう。
換気扇の掃除を放置してしまうと、以下のような問題が起こり得ます。
- 換気扇から異音が発生する
- 換気されず、異臭が漂う
- 電気代がかかる
換気扇の吸いが悪くなる事で、より強いパワーを使うため電気代までかかってしまうのは避けたいですよね。
最悪の場合故障につながりますので、理想的なお掃除頻度で掃除をしていきましょう。
換気扇フィルターの掃除に最適な洗剤は?
換気扇のフィルター掃除の際、最も気になるのは「油汚れ」ではないでしょうか。
ベトベトとした油汚れがついたフィルターを見ると、掃除をするのをためらってしまう事もありますよね。
そんな油汚れをスッキリと落としてくれる洗剤2種類をご紹介します。
手ごわい油汚れに効く「アルカリ性洗剤」
ベトベトとした手ごわい油汚れを分解してくれるのが「アルカリ性洗剤」。
ドラッグストア等で簡単に入手でき、効き目は強力で短時間で油汚れを分解してくれます。
効き目が強力な分、素材を傷めてしまうことも事実ですが、年末などの忙しくて時間がないときや、ガンコな油汚れを落としたいときにおすすめです。
超万能洗剤「重曹」
今やどこのご家庭にも常備されている「重曹」。
重曹は料理に使うだけでなく、水回りの掃除や消臭効果などにも注目されていますね。
そんな万能の重曹は、実はアルカリ性の性質を持っているのです。
先にご紹介した「アルカリ性洗剤」に比べると弱いアルカリ性ではありますが、重曹にも油汚れを分解・吸着する力があるのです!
市販されている洗剤に比べ効果はゆるやかですが、素材を傷めにくく人にも優しいので、月に1度のフィルター掃除には重曹がおすすめです。
ここからは、油汚れまで分解してくれる重曹を使った換気扇フィルターのお掃除方法を詳しくご紹介していきます。
換気扇フィルター掃除に必要なもの
まずは、換気扇フィルター掃除を始める前に必要なものを準備をしましょう。
用意するもの
- 重曹(粉末のまま)
- 使い古しの歯ブラシ
- 新聞紙
- ゴム手袋
たったこれだけです。
どこのご家庭にもある道具で、換気扇をきれいにお掃除できるのは嬉しいですね!
換気扇フィルター掃除の方法
それでは早速、重曹を使った換気扇フィルターのお掃除方法をご紹介します。
- ゴム手袋を装着し、空いたスペースに新聞紙を広げて敷きます。
- 換気扇からフィルターを外し、油で汚れた面を上にして新聞紙の上へ置きます。
- フィルターに、表面が見えなくなる位まんべんなく重曹を振りかけます。
- 油汚れがひどい箇所には多めに重曹をかけ、手で馴染ませましょう。
- そのまま約3時間放置します。
- 使い古しの歯ブラシで汚れをこすり落とします。
- フィルターをぬるま湯で洗い流したら完了です!
以上の掃除方法のポイントとしては、手順6までフィルターを水で濡らさないことです。
なぜなら、フィルターについた油に水を足してしまう事で乳化し、かえって汚れを落ちにくくしてしまうからです。
油を吸着してくれる重曹に任せてじっくり待つ事で、よりお掃除が楽になりますよ!
コメントを残す