ピアノが得意な親御さんだったらピアノ教室に通わずに自宅でお子さんにピアノを教えたいと考えることがありますよね。
自宅でお子さんにピアノを教えるのなら費用はかからず、時間も自由にできるというメリットがありますが、親子だからこそ気をつけた方がいいいことがあります。
親子で楽しくピアノを練習するコツや、やってはいけない事をご紹介します。
自宅で親が子供にピアノを教えたい!
ピアノを弾いたり習ったことのある親御さんが自宅でご自身のお子さんにピアノを教えたいと考えたり、通っているピアノ教室からの課題にアドバイスすることもあると思います。
ピアノを続けるにあたって最も大切にすることは「ピアノが楽しい」「ピアノが好き」という気持ちです。
上手にピアノを弾くには毎日の練習が必要ですが、「厳しく辛くい練習」ではピアノが嫌いになってしまい、長く続けることはできません。
特にピアノの習い始めは上手に弾くことよりも、お子さんが楽しくピアノを弾ける環境を優先しましょう。
ピアノが得意な親御さんでしたら、たまにはお子さんと簡単な連弾曲を弾いてみたり、お子さんが練習している曲に伴奏をつけてみたりすると、お子さん一人でピアノを弾くより華やかになり楽しく練習することができます。
また、親子で簡単な連弾などをすると「できた」という達成感を親子で共有できるため、より楽しむことができるでしょう。
上達するまでに長い期間ピアノを練習する必要があるので、少しでもピアノが楽しめるように工夫してみてくださいね。
ピアノを教える時にやってはいけないことは?
ピアノが得意な親御さんほど、簡単な曲が弾けないお子さんにモヤモヤしてしまうことでしょう。
親御さんがピアノを弾けなかった頃をすっかり忘れてしまって、お子さんには「何でできないの?」「さっきも同じところで間違えたでしょ!」と口出ししてしまいたくなることもあるかもしれません。
親と子供は違う人間ですので、親御さんがしてきたように練習しても同じ結果になるとは限りません。
親御さんのやり方を一方的に押し付けてしまうような指導にならないように気を付けましょう。
せっかく頑張って練習しているお子さんに強い口調で指摘してしまうとピアノが嫌いになってしまいます。
誰しもがピアノの習い始めは弾き方やリズムが違っていたり、楽譜通りに弾けないものです。
「何でこんなにできないの?」と口出ししたくなるのをぐっとこらえてよくできたところを褒めてくださいね。
そして曲を練習する時は細かく指示を出しすぎないようにしましょう。
お子さん自身が楽譜を見て、理解して、どのように弾くか、指使いをどうするかを考えることも大切です。
また、他のお子さんと比べたりしないようにも注意してください。
成長のスピードは一人一人異なるので、その子に合った進め方で無理なく指導していかないとピアノを長く続けることはできません。
我が子が他のお子さんより上達するのが遅れていると、つい気になってしまうかもしれませんが、時には見守ることも大切です。
親子喧嘩してしまったらピアノ教室に通おう!
親だって完璧な人間ではないので、思ったように弾けない我が子にイライラしてしまうこともあると思います。
つい、お子さんを強く叱ってしまったりして親子関係が悪化してしまうようであればピアノ教室に通うことも検討してみましょう。
どのようなピアノ教室に通っていいのかわからないのであれば、体験教室などで先生の指導を受けてみたり、レッスンの見学だけでもピアノ教室の雰囲気がわかると思います。
もし、ピアノ教室に通っているお知り合いのお子さんがいればピアノの発表会を見に行くのもおすすめです。
ピアノの発表会では実際にピアノ教室で指導を受けている子供たちの様子を見ることもできますし、お子さんと近い年齢の人のピアノ演奏を見ることでお子さんの刺激にもなります。
自宅で我が子のピアノを指導するのに疲れてしまったり、親子喧嘩になってお子さんがピアノ嫌いになってしまうよりはピアノ教室に通った方が、親と子の両方にとってメリットがあると思いますよ。
まとめ
ピアノを長く続けるにはピアノを楽しく弾ける環境が大切です。
速く上達させるために辛く厳しいピアノの練習を強いてしまうと、ピアノが嫌いになってしまいます。
親御さんがピアノ得意であればお子さんのピアノに伴奏を付けたり、親子で連弾したりなど、親子で練習できるようなものを取り入れてみるのもおすすめです。
お子さんがピアノの上達が遅くても強く叱ったり、口出ししたり、親御さんの考えを押し付けるような指導はしないように気をつけましょう。
成長のスピードはみんな違うので、お子さんに合った方法で練習を進めていくようにしてくださいね。
親御さんがお子さんに気を使っていてもイライラしてしまい、親子関係が悪くなってしまううこともあります。
ピアノの練習のことで親子喧嘩をしてしまうのであれば、ピアノ教室に通うことをおすすめします。
コメントを残す