らっきょうの栄養効能は?カロリーや賞味期限と甘酢漬けの作り方も!

らっきょうはお漬物としてよく食べられますが、食事の中ではなんとなく脇役のイメージですよね。そんならっきょうですが、実は体に嬉しい栄養、効能がたくさんあるんです!ダイエットや便秘解消、がん予防にまで効果があるといわれているらっきょう、その栄養や効能を知って美味しく健康に食べたいですよね!

らっきょうに隠された意外な栄養、効能のご紹介と共に、らっきょうについて詳しく調べていきたいと思います!らっきょうのカロリーや、賞味期限、おいしい甘酢漬けの作り方もご紹介しますよ♪

カレーライスのお供として欠かせないらっきょう、健康や美容に良い効果があるって聞いたんだけど本当かしら?今まであまり食卓に出さなかったけど、栄養や健康効果があるなら積極的に食べたいわ!

らっきょうは昔から生薬としても活用されるほど体に良い食材で、他の食材にはなかなか含まれていない栄養やその効能も注目されているの。今日は一緒にらっきょうの栄養効能や、カロリーや賞味期限について調べてみましょう!おすすめの甘酢漬けレシピもチェック♪

らっきょうの栄養効能はこんなにたくさん!

らっきょうは古くから生薬として活用されるほど栄養が豊富で、体に良いとして食べられてきた食材です。

普段なんとなく食べているらっきょうですが、実は驚くほどたくさんの体にとって良い効果効能があるんです。

らっきょうに期待される効果について、具体的にみていきましょう♪

 

らっきょうのダイエット効果

らっきょうには「フルクタン」という珍しい栄養が含まれます。

このフルクタンは、脂肪の吸収を防ぎ、太りすぎを予防する働きがあるのです。

また、フルクタンには整腸作用や、血糖値の急上昇を抑えるという効果もあり、肥満予防とダイエットに役立つといわれています。

 

らっきょうは便秘解消にも効く

らっきょうは野菜の一種なので、食物繊維を中心とした栄養を含んでいます。

らっきょうに含まれる食物繊維は水溶性食物繊維に分類されるもので、腸内環境を整え便秘を解消する効果が期待できます。

 

糖尿病予防にもらっきょうがおすすめ

らっきょうに含まれる「フルクタン」という栄養の作用により、血糖値の急上昇を抑え、緩やかにする効果があります。

血糖値の上昇が緩やかになることで、糖尿病を予防することになります。

また、肥満を抑える効果も期待できるといわれています。

 

らっきょうにはがんを予防する効果も期待!

らっきょうに含まれる栄養素の中には「ジアリルスルフィド」という、がんの発症を抑える酵素の働きを助けてくれるものがあります。

また、らっきょうは殺菌作用が強く、胃がんの原因になるピロリ菌を死滅させて胃がんの発症を予防する効果も期待できます。

さらには抗酸化作用が強い「サポニン」という栄養があり、これは肺がんや胃がんの発症を防ぐといわれています。

含まれる栄養素の働きにより、あらゆるがんの予防にらっきょうは有効なのです。

 

らっきょうで風邪予防

らっきょうは免疫力を高め、風邪の予防に効果があると言われてきました。

なぜなら、らっきょうに含まれる「硫化アリル」という栄養には強い殺菌作用があり、らっきょうを食べることで硫化アリルを摂取し、風邪の病原菌やウイルスなど体にとって害になるものを退治してくれているというわけなのです。

また、らっきょうには身体を温める効果もあるので、風邪をひいてしまった後でも発汗作用を促し、解熱にも効果があります。

 

ダイエットに効く?気になるらっきょうのカロリーや糖質

らっきょうはその栄養の豊富さから、カロリーも高いのでは?と思われるかもしれません。

らっきょうのカロリーや糖質を、生の状態とよく食べられる甘酢漬けにした状態でみていきましょう。

カロリー(100グラムあたり) 糖質(100グラムあたり)
生のらっきょう 118kcal 8.3g
らっきょうの甘酢漬け 115kcal 25.9g

らっきょうはご覧の通り思ったほどカロリーが高くなく、低カロリーでダイエット向きの食材だということがわかります。

しかし糖質は比較的高く、甘酢漬けにするとさらに大幅にアップしてしまうので、糖質を気にされる方は注意が必要です。


らっきょうの賞味期限は?

らっきょうは、気が付くと「これ、いつのだっけ?」という状態で冷蔵庫に眠っていることがよくありますよね。

らっきょうはお漬物の状態が多いですが、自家製か、保存食として市販されているものかによって賞味期限が変わります。

 

らっきょう漬けは漬け物なのでかなり長持ちするのですが、手作りの場合は1年以内には食べきることが良いでしょう。

自家製のものは空気に触れていることが多く、時間がたちすぎると白く濁ったり、表面に白いものが浮いてきたりします。

カビの恐れもあるので、見た目が変化してしまっている場合は迷わず破棄してください。

 

市販のらっきょう漬けは保存食なので、基本的には腐ることはなく長期間食べられるでしょう。

POINT

漬け物は空気に触れすぎることで、空気中の雑菌により変色したり味が変わったりと腐る原因になります。

食べきれない分は冷蔵庫で保存する

フタの開け閉めの回数を少なくして空気に触れる回数を少なくする

この2点を気を付けるとより一層長持ちさせることができます。

 

美味しいらっきょう甘酢漬けの作り方をご紹介!

らっきょうを食べるならやはり甘酢漬けが食べやすいですよね♪

らっきょうの甘酢漬けのレシピをご紹介しますので、ぜひ手作りの甘酢漬けにチャンレジしてみてください。

材料

・らっきょう(土つき) 1キロ

・塩 大さじ2

・赤唐辛子 4本

 

・米酢 600ml

・砂糖 180~200g

・塩 小さじ1

  1. 土つきのらっきょうは水洗いし、しっかり水気をきる。
  2. 根元を浅めに切り落とし、芽側も少し切り落とす。
  3. 外側の薄い皮もむく。
  4. ボウルにらっきょう、塩を入れボウルをあおるように全体に塩を絡め、ラップをして3~4時間室温に置く。
  5. 手早く水で洗う。
  6. ひと粒ずつていねいに水気を拭き取る。 (できれば1時間ほど乾燥する)
  7. 酸や塩に強いホーロー又はステンレス鍋に米酢、砂糖、塩を入れ強火にかけ、煮立ってから火を弱め、砂糖が煮溶ければそのまま常温まで冷ます。
  8. きっちり蓋の出来る容器をきれいに洗い、しっかり水気を拭き取る。
  9. らっきょう、赤唐辛子を入れ、8をらっきょうが浸る位まで注ぎ入れる。 (赤唐辛子は軸付きのまま汚れを拭き取ったもの、割って入れるとピリッと辛くなります)
  10. 合わせ甘酢から、らっきょうが飛び出るようであればきれいなガーゼを表面にのせ、らっきょうが沈むようになればガーゼは取り除き冷暗所で保存する。
らっきょうは買ってから出来るだけ早く漬けた方が歯ざわりよく、カリッとした出来上がりになりますよ。漬けて1ヶ月後くらいから約1年間位はカリカリとしたらっきょうの甘酢漬けが楽しめます。

 

まとめ

らっきょうは美容にも体にも嬉しい効果がたくさんあり、また保存食として長持ちするので日常的にいつでも食べられるというのも嬉しいですね。

食べやすい甘酢漬けレシピもご紹介しましたが、らっきょうの甘酢漬けは糖質が高くなってしまうので、健康に良いからといって食べすぎには注意が必要です。

適量のらっきょうをおいしく食べて、毎日の食生活で健康と美容を手に入れてみてはいかがでしょうか♪

ダイエット効果に便秘解消、がん予防……らっきょうにこんなにたくさんの効能があったなんて驚いたわ!毎日の食事に積極的に取り入れたいわね!

らっきょうの栄養効能にはびっくりよね!でもらっきょうはその栄養の豊富さから、食べ過ぎると硫化アリルの作用によって胃が荒れてしまったり、食物繊維の過剰摂取で便秘の悪化や下痢の原因になることもあるみたいだから、食べすぎには注意が必要よ!1日4~5個を目安にすると良いみたい♪

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