夏場は冷房使うことが多いですが、設定温度は28℃が良いと環境省で推奨されています。
なぜ28℃という数字が推奨されているのか電気代を検証してみました。
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冷房が28℃が推奨されている理由
クールビスはよく聞く言葉ですが冷房時の室温を28℃に保ちましょうと環境省が推奨しました。
28℃で電気代の節約や科学的な根拠があるのかと問われると実際に28℃で設定しても人間の身体は28℃で設定すると暑いと感じることが多いのです。
また、熱中症に注意すべき気温は25℃以上であることを考えると28℃であっても室内に入れば熱中症になる危険が高いんです。
28℃にこだわる必要はありませんが、冷房の設定温度は部屋の温度と異なるため設定温度になったとしても、冷房の風力のほうが強いため、室温を意識しながら設定温度を変えましょう。
室温と体感温度の違いに関しては、着衣量が多い、人混みの中で仕事をするなどの会社などでは実際に室温を28℃に設定しても人によっては暑かったり寒かったりするのです。
設定温度を1度変えると消費電力は変わる
一般的には冷房の設定温度を1度上げると13%、暖房の設定温度を1度下げると10%の期間消費電力が下がると考えられています。
冷房の節約を考えると温度管理を最低限に薄着をすることや、こまめに冷水を摂取することがおすすめです。
エアコンの設定温度28度には科学的根拠がないので、室温以外にも体感温度を上げる要素はいくつかあります。
同じ冷房の能力でも、除湿機能が付いているエアコンの方が部屋を快適に過ごすことができるでしょう。
また、省エネ機能が付いているエアコンがほとんどですが昔のエアコンに比べて数分の1の電力で使えるんです。
中古品なら安く、ランニングコストを考えると思い切って新しいエアコンに買い換えるのもおすすめです。
電気代が気になるなら電力会社を変えてみよう
今は電気やガスが自由化になりました。
電力の自由化によって、さまざまな業種の企業が電気事業を行っているため、現状の電気代に不満がある人も多いでしょう。
別の電力会社に切り替えてみるとそれぞれの業種ならではのセット割引などもあります。
電気代を節約しながら冷房を自由に使いたい人は電力会社の乗り換えをしてみるのも良いでしょう。
エアコンの設置位置と冷房効率
自宅で最適な冷房温度を考えるときは、部屋の冷房効率も意識してみるのも良いでしょう。
自分の住まいであればオフィスと違って自由に温度設定できます。
できることならなるべく電気代のかからない冷房の使い方をするには部屋の間取りと冷房の位置の関係がカギになってきます。
どこにエアコンを取り付けると効率よく部屋を冷やすことができるのか、エアコンのタイプや部屋の広さ、配置されている家具などによっても変わってきます。
一日中使うほうがお得?使いたい時だけ使う?電気代は?
自宅で主な家電は、エアコン、洗濯機、冷蔵庫、液晶テレビ、電子レンジは住んでいる以上必要な家電です。
エアコンを一日中使うほうがお得なのか、使いたい時に使った方がいいのかは気になるところです。
電力のワット数にもよりますが、エアコンは24時間つけっぱなしにするほど電気代は高くなってしまいます。
エアコンの電気代が一番高くなるのは設定温度が室温を上げる、下げる間が いちばん電力がかかってしまうのです。
エアコンをつけっぱなしにするメリットとデメリットを紹介しましょう。
- 暑い外から帰った時に、いつでも部屋が寒かったり暑かったりしない
- つけたり消したりというちょっとわずらわしい作業から開放される
- エアコンを消し忘れた時の「やっちまった」感からも開放される
エアコンによってはつけっぱなしを防止するためにタイマーが自動で付いている場合もありますので、自宅にあるエアコンを確認しましょう。
- 電気代が多くかかり、環境にあまりよくない
- 部屋がいつも乾燥しているので、喉が痛くなったり、肌が乾燥したりする
- 気温の変化を感じられず、なんとなく生活が単調になる
エアコンは状況によって変えるべき
エアコンはずっと使いっぱなしにすればそれだけ電気代も高くなることもありますが、それよりも壊れやすくなるのがデメリットです。
エアコンを使う時は室内と外気温の違いによって使うか使わないかを変えていきましょう。
一日中家にいるのであればこまめにスイッチをオン・オフせずにつけっぱなしにしたほうが良いです。
また、30分程度の外出や、洗濯物を干すのに5分ベランダに出る場合も同じようにつけっぱなしにしときましょう。
いっぽうで数時間、または仕事で夜まで帰らない場合も外出するのであれば一度エアコンのスイッチを切ったほうが良いでしょう。
まとめ
冷房の使い方や推奨されている28℃は科学的根拠がないことがわかりましたね。
エアコンを買う時は大きな出費になりますが電気代が高い、エアコンを省エネ機能が付いているものに買い換えるなど工夫をしていきましょう。
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