室外機のカバーをした方が良くても、おしゃれじゃないと嫌!と思いますよね。自作diyでエアコンの室外機を効果的で、さらにおしゃれにカバーができる方法をご紹介します!
大型エアコンの室外機や、雪対策にもなる室外機カバーの作り方です♪
アルミやニトリのすのこなどでも簡単にできるので、ぜひチェックしてくださいね!
今回は、室外機にカバーをつけるとどうなるか、またカバーをどう設置したら良いかを見てみましょう
室外機カバーをDIY アルミやニトリのすのこを利用
市販の室外機カバーには、木製やアルミなどさまざまな材質があります。
アルミの特徴は、サビなどの腐食に強いことがあげられます。
室外機は室外に設置するものなので腐食に強いことは魅力ですね。
アルミで室外機カバーを作るなら、アルミ製のL字アングルがおすすめです。
L字アングルを組み立てて枠を作り、上にすのこや板、メッシュなどを乗せれば室外機カバーの完成です。
L字アングルを組み立てる際は、電動工具が必要ですが、ステンレス製のテックス、ドリリングねじ、ドリルねじなどの名前で呼ばれているねじを利用すると、下穴なしで固定することができるので簡単に組み立てることができます。
他にもアルミシートであれば、室外機の上部よりも大きい板やすのこなどに貼って固定するだけで直射日光を避けるひさしを簡単につくることができます。
木製の室外機カバーは、既製品もたくさん出ていますが、すのこを利用してDYすることもできます。
すのこについてはニトリで購入できるものが、低価格なのでおすすめです。
多目的ひのきスノコ5枚板 | 1,195円(税別) | 幅46.5×奥行85×高さ3.7cm |
すのこで室外機カバーを作るなら、すのこを組み合せて天板、左右と正面を囲めばそれだけでもおしゃれなカバーができあがります。
すのこの組み立てかた次第では室外機の上に棚を作ったり大型のカバーを作ることもできます。
すのこでDIYした室外機カバーはネットでもたくさんアップされており、おしゃれなものもたくさんありますのでぜひ参考にしてください。
また、すのこでDIYをするときに、電動ドリルやクギなどが苦手という場合は、結束バンドで固定して作っているものもありますので参考にしてみてください。
また、すのこはもともと木材ですので、雨などにさらされると、劣化や腐敗したりする場合もあるので、防腐剤やニスを塗るのが良いようです。
既製品の室外機カバーを設置するにしてもDIYするにしても、室外機カバーは外に設置するものですので、風などで飛ばないような対策もしっかりしてください。
室外機カバーをすれば雪除けや省エネ効果も!
実は、室外機には弱いものが3つあります。
- 直射日光
- 積雪
- 土やホコリ
エアコンを作動させると、室内の空気を室内機から室外機に取り込み、室外機の中で熱交換を利用して取り込んだ空気を冷やしたり温めるなどし、その空気を室内に戻すということをして室温を調整しています。
そのため、室外機に直射日光が当たるなどして、室外機が高温の状態になっていると、その熱交換ができる率がぐっと下がってしまい、余計なエネルギーを使うことになってしまいます。
寒い場合は、この逆が起きます。
北海道などの寒冷地では寒さによって室外機が正常に動かなったり、故障したりことがあるのです。
土やホコリは、室外機のフィンなどに付着して性能が低下したり、故障の原因になります。
なので、室外機をカバーで保護してあげることは、エアコンの効果を正常に機能させるための補助になる場合があるんです。
室外機カバーを付けるときに気をつけることは?
室外機カバーはエアコンを正常に動かす手助けになる場合がありますが、室外機カバーを適切に設置しないと、逆にエアコンの冷暖房効果を低下させてしまう場合があります。
ですので、室外機を完全に覆うような風通しが悪いカバーをかけるときはエアコンを利用しない時期だけにして、エアコンを利用する季節はカバーを撤去するか、通気性の良いものを使うようにしたほうが良いでしょう。
また、季節によっても室外機には気をつけることも違うので注意が必要です。
夏 | ・室外機を日陰にする
・周囲に空気が流れを妨げるものを置かない(植木鉢など) |
冬 | ・日光が当たるようにする
・室外機の周辺20~30cmくらい除雪する。 ・雪が直接積もらないようにする |
夏は、室外機まわりに障害物があると風通しが悪くなり、負荷がかかるなどして、かえって熱がこもり、エネルギーを余計に消費することがあるのです。
ですので、夏にカバーをする際はファンの部分には何もつけないか、すのこのように通気性の良いものを選びましょう。
冬の場合は、除雪するなどして周辺を開け、日光が当たるようにして室外機が低温にならないようにすることが必要で、雪が直接室外機に積もらないようにすることも大切になります。
また、雪が降ったときは屋根からの落雪などが室外機を直撃して、物理的に室外機を破損することもありますので室外機カバーで雪除けにすることができます。
室外機にカバーをしたからといってエアコン自体の性能が上がるわけではありません。
省エネを目的に設置する場合、設置環境によってはカバーをしない方が良いこともありますので、設置状況や風通しなどを考慮する必要があります。
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