冬は洗濯物をそのまま部屋干ししても、なかなか乾かないですよね。
そんなときは除湿乾燥機やサーキュレーターを使うと、ただ部屋干しするよりも効果的に乾かせます。
除湿乾燥機の1つにハイブリッド式除湿乾燥機があります。
ハイブリッド式除湿乾燥機とサーキュレーターのどっちを使えばより効果的か、部屋干しにかかる時間や電気代を比べました。
Contents
洗濯物を早く乾かす部屋干し方法
洗濯物を部屋干しするときは、干し方を工夫することが重要です。
ただ適当に干しただけでは気温が低いため、湿気が溜まるために洗濯物は乾きづらく、生乾きのいやな臭いがしてカビの原因にもなります。
- 洗濯物同士は感覚をあけて干す
- 布の重なりを減らす
- 外側は大きく厚手のもの、内側はくつしたなど小さくて薄いものを干す
これだけでも乾き方に違いがでますよ。
除湿乾燥機を使った部屋干し方法
除湿乾燥機を使うと、そのまま部屋干しするときよりも洗濯物が早く乾きます。
除湿乾燥機を置くときは、洗濯物のすぐ下に置きましょう。
送風口から出た風が洗濯物の水分を飛ばし、空気中に広がった湿気を乾燥機がすばやく取り除きます。
ルーバーが動かせるタイプであれば、できるだけ洗濯物全体に風があたるように調節しましょう。
サーキュレーターを使った部屋干し方法
強い風の力で洗濯物の水分を吹き飛ばしてくれるサーキュレーターも、部屋干しするときの強い味方になります。
洗濯物のが乾きにくい原因の1つに、空気が流れないということがあります。
サーキュレーターを使えば洗濯物のまわりの空気が循環して、乾きやすくなります。
サーキュレーターも洗濯物のすぐ下に置きます。
角度を真上にして洗濯物に直接風があたるようにすれば、効果的に乾かせますよ。
除湿乾燥機とサーキュレーターの比較
除湿乾燥機とサーキュレーターでは、どっちがより効率よく洗濯物を乾かせるのか、電気代や乾くまでの時間を比較しました。
電気代の比較
一日5時間稼働させたとして、ハイブリッド式除湿乾燥機の電気代と一般的な首ふりタイプのサーキュレーターの電気代は次のとおりです。
ハイブリッド式 除湿乾燥機(冬) |
ハイブリッド式 除湿乾燥機(夏) |
サーキュレーター | |
1時間の電気代 | 17円 | 5円 | 0.5円 |
1か月の電気代 | 2,550円 | 225円 | 75円 |
冬はハイブリッド式除湿乾燥機が一番電気代が高く、サーキュレーターの電気代が一番安いことがわかりました。
除湿乾燥機には夏場につよい「コンプレッサー式(取り込んだ湿気を冷媒機で冷やす方式)」と、冬につよい「デシカント式(取り込んだ湿気を乾燥剤で乾燥させる方式)」があり、これら2つの機能をあわせ持ったのが「ハイブリッド式」です。
ハイブリッド式は気温によって2つの稼働方式を使い分けており、気温が低い冬は「デシカント式」で稼働します。
この「デシカント式」はヒーターを使うために電気代は割高になるのです。
乾くまでの時間の比較
除湿乾燥機とサーキュレーターでは、どっちが早く洗濯物を乾かせるか調べました。
除湿乾燥機は2kgの洗濯物を1,2時間ほどで乾かせます。
サーキュレーターでは同じ量の洗濯物で3,4時間ほどでした。
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