タピオカのカロリーは高い？一粒でも糖質だから太る？ダイエットに良いか検証！

もちもちした食感で人気のタピオカは、カロリーが高いために一粒でも太るといわれています。

糖質の塊ともいわれるタピオカは、どれくらいのカロリーがあるのでしょう。

食物繊維や腹もちの面から、ダイエットに良いという話もあります。

タピオカのカロリーが高い理由と、ダイエットに良いかを検証しました。

タピオカは何からできている？カロリーは高い？

タピオカの原料や気になるカロリーについて調べました。

あのもちもちとした粒は何なのでしょう。

タピオカの原料

タピオカは「キャッサバ」という芋のでんぷん（タピオカ粉）を粒にしたものです。

タピオカ粉を水で溶いて茹でたあと、粒状に加工して乾燥させます。

この乾燥タピオカを水で戻してから茹でると、あのもちもちとしたタピオカになります。

もともとタピオカは半透明～白色ですが、タピオカドリンクによく入っているブラックタピオカは、カラメル色素で色づけしています。

タピオカの成分は、ほぼ炭水化物。

ビタミンやミネラルなどの栄養素は、製造過程でほぼ流れ出てしまいます。

おせじにも栄養が豊富とはいえませんね。

タピオカのカロリーと糖質

タピオカと白米（参考として）のカロリーと糖質についてまとめました。

糖質が多いとされる白米と比べると、ゆでたタピオカはそこまでカロリーや糖質が高くないといえます。

しかしブラックタピオカでは、カロリーも糖質もいっきにはね上がりました。

ブラックタピオカはカラメル色素を使っているので、このような結果になります。

タピオカは一粒でも太る？

白いタピオカはそこまでカロリーが高いわけではないのに、なぜそこまで太るといわれるのか。

そのわけはタピオカの味にありました。

ドリンクのカロリーが高い

タピオカ自体はじつは味はほとんどありません。

うまみも製造過程で流れ出てしまっています。

そんな味気ないタピオカをおいしく食べるために、ミルクティーなどのドリンクに入れたり、甘味料で味つけしたりしています。

たとえばミルクティー200gのカロリーが約100kcal、さらにチョコレートやキャラメルなどのソース、フルーツ、ホイップクリームなどがトッピングされていると、当然カロリーはさらに高くなります。

ときには1杯500kcalちかくにもなり、これは1回分の食事に相当するほど！

ドリンクに入っているタピオカの量は、ゆでた状態でせいぜい20gくらい、ブラックタピオカでもカロリーが70kcalほどです。

タピオカスイーツのカロリーの大部分は、ドリンクやトッピングのカロリーが占めていたのですね。

またタピオカの成分もドリンクもほぼ糖質なので、食べたあと急激に血糖値が上がることも、太りやすい原因になっています。

タピオカスイーツを食べる前後には、糖を吸収してくれるものを摂るようにしましょう。

カロリーを抑える方法

タピオカのカロリーをおさえるには、次のことに気をつけましょう。

タピオカの糖の吸収をおさえてくれるものには、葉物野菜や海藻、きのこ、豆、ヨーグルト、りんご、ナッツなどがあります。

ランチを先に食べるときやトッピングをえらぶときに、これらの食品を意識してみてください。

カロリーの高いタピオカスイーツですが、食べかたに気をつけて回数をひかえめにすれば、おいしく楽しめそうです。

タピオカのダイエット効果

タピオカにはほんとうにダイエット効果はあるのか、腹もちと食物繊維について説明します。

腹もちがよい

タピオカのでんぷんは「レジスタントスターチ」という、消化に時間がかかる成分です。

ゆっくりと消化していくので、白米などに比べると腹もちがよく満腹感がつづきます。

間食がしたくなったら、タピオカをヨーグルトなどといっしょに食べれば、満足感という点でダイエット効果が期待できますす。

食物繊維はあまりない

ゆでたタピオカ100g中に含まれる食物繊維は0.4gほど。

タピオカスイーツに入っているタピオカは20gほどなので、食物繊維のほとんど入っていません。

しかしタピオカのレジスタントスターチは、食物繊維のようなはたらきをします。

砂糖などのトッピングはひかえて、なるべくタピオカのみを食べるようにすれば、便秘解消にも少しは効果が期待できそうです。

しかしカロリーがやはり気になるので、食べすぎには気をつけましょう。

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