掃除機もそろそろ買い替えどきかな?と考えた時、頭に浮かんでくるのは、紙パック式とサイクロン式の2種類ですよね?
そもそも紙パックとサイクロンで、吸引力や排気はどう違うのでしょうか。
この2種類の掃除機を比較してみましょう!
Contents
紙パック式とサイクロン式掃除機の「ゴミ捨て」と「お手入れ」の比較
紙パック式とサイクロン式掃除機の大きな違いは、「ゴミの捨て方」です!
それぞれのタイプの掃除機で、ごみの捨て方はどう違うか?見ていきましょう!
紙パック式掃除機のゴミ捨てとお手入れ
紙パック式は、掃除機で吸い込んだゴミをそのまま紙パックに集めます。
ゴミがある程度溜まってきたら、紙パックごと捨てるのでゴミ捨ての回数は2~3ヶ月に1度と少ないです。
この時、直接ゴミに触れることなく、ほこりの舞い上がりも少ないために衛生的です。
紙パックがフィルターの役目をしているので、定期的なお手入れが不要です。
ただし、替えの紙パックを購入する、買い置きをするというデメリットがあります。
更に、紙パック式はほこりをキャッチして空気を排気するという仕組みなので、紙パックを通して匂いや粉塵などが出てきてしまうという点があります。
サイクロン式掃除機のゴミ捨てとお手入れ
サイクロン式は、掃除機で吸い込んだゴミがダストボックス内に集められます。
ダストボックスは本体から取り外せるので、掃除の度にこまめにゴミを捨てることができます。
吸い込んだゴミがダストボックスに集まっていくのが見えるので、掃除機をかける度にほこりの量を確認でき、掃除をしたという充実感・達成感を得ることもできます。
直接ダストボックスからゴミを捨てることができるので、紙パックを買い足すコストがかかりません。
構造上、吸い込んだ空気の遠心力によって重いほこりと軽い空気に分けるので、排気されるの匂いを抑え、空気が比較的綺麗です。
しかし、ゴミを捨てる際に、溜まったゴミが見えて、ほこりが舞い上がるというデメリットも持ち合わせています。
そして、毎回もしくは1週間に1度といった具合で定期的にダストボックスやフィルターのお手入れが必要です。
メリット | デメリット | |
紙パック式 | ゴミを捨てる際に直接触れない
定期的なお手入れが不要 |
紙パックの買い置きが必要
排気口から匂いや粉塵が出てきてしまう |
サイクロン式 | 掃除をした充実感と達成感
紙パックの買い置きが不要 排気が比較的綺麗 |
ゴミやほこりが見える
ゴミを捨てる際にほこりが舞い上がる 定期的なお手入れが必要 |
次に紙パック式とサイクロン式の掃除機の吸引力はどうなのか比較していきましょう!
紙パック式とサイクロン式掃除機の「吸引力」の比較
紙パックタイプの掃除機とサイクロンの掃除機では「吸引力」にも差があるのでしょうか?
それぞれの吸引力についてみていきます!
紙パック式掃除機の吸引力
紙パック式は上記にも示したように、空気とほこりの経路が一緒です。
そのため、ゴミが紙パックに溜まってくると、おのずと吸引力は落ちやすくなります。
しかし、紙パックの交換をすれば、吸引力は復活します。
紙パックの吸引力は、掃除機内が密封されているので一般的には高く、400~600Wが主流です。
サイクロン式掃除機の吸引力
サイクロン式は、ゴミやほこりと空気の通り道が別なので、排気が比較的綺麗で、そのため吸引力も落ちにくいです。
ダストボックスのゴミをこまめに捨てる度に吸引力は復活します。
紙パック式とサイクロン式の掃除機は結局どっちがいいの?
以上、紙パック式とサイクロン式掃除機の比較をしてきました。
では、結局どちらを購入した方がいいのでしょう?
紙パック式掃除機が向いている人は?
紙パック式の掃除機が向いている人は、
- ゴミを見るのも嫌
- フィルターなどの掃除を省きたい
- 定期的な紙パックの買い置きが苦痛ではない
という人です
何より紙パック式掃除機はサイクロン式に比べ、故障しにくいです。
サイクロン式掃除機が向いている人は?
サイクロン式の掃除機が向いている人は、
- 掃除機をかけ終わった後に、ダストボックスのゴミを捨てたり、フィルターの目詰まりなどのお手入れがこまめにできる
- 小さな子供やペットがいて排気が気になる
- 紙パックの買い置きが面倒
という人です。
少し値段は高くなりますが、フィルター自動お掃除機能が付いている機種も出ています。
以上、紙パック式とサイクロン式の掃除機を比較してきました。
どっちにもメリットデメリットがあり、それぞれ自分の生活スタイルや好みで選ぶことが、快適な掃除時間につながります。
紙パック式、サイクロン式とを選ぶ際、自分の中で優先順位をつけて検討するのが、良さそうですね。
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