ほぼ毎日使用し、無くてはならない家電のひとつ、洗濯機。
洗濯機のトラブルで多いのがだんたんと脱水が弱くなったり、脱水に時間がかかる、途中で止まってしまいなかなか終わらない、というトラブルです。
洗濯機の脱水トラブルを経験すると、もしかして故障?!買い替えなきゃだめ?!と焦ってしまいますが、原因と対処法を知っていれば自分で解決することもできるんです!
そこで今回は洗濯機で脱水が弱い、時間がかかる、終わらないといったトラブルの原因と、対処法を解説します!
洗濯機の脱水が弱くなる原因は?
原因①:洗濯機の中で洗濯物がかたよってしまっている
洗濯機の中で洗濯物が片方にかたよってしまうと、それを検知した洗濯機がかたよりを修正しようとします。
その結果脱水中の振動が激しくなり、運転が停止することがあります。
洗濯物が偏っていることをエラー番号の表示で教えてくれる洗濯機もあります。
原因②:蓋がきちんとしまっていない
脱水時は蓋がロックされていないと脱水が始まりません。
手違いで蓋が閉まっていなかったり、閉まりが緩かったりするとエラーとなり脱水ができません。
原因③:排水管が詰まっている
排水管が汚れていたり、詰まっている場合は、排水ができないため異常と感知され脱水が止まってしまいます。
原因④:排水ホースの水の流れが滞っている
排水ホースの中にゴミが詰まっていたり、ホース自体が折れ曲がっていると排水の流れが止まってしまうため、エラーになってしまいます。
原因⑤:洗濯機の中が詰まってしまっている
洗濯機の中がゴミで詰まっている場合もうまく脱水できません。
一見汚れていないようにみえていても、排水弁にゴミが詰まっている場合があります。
原因⑥:洗濯機のベルトに異常がある
全自動洗濯機は、モーターの力をベルトで洗濯槽に伝えるつくりが多いのですが、このベルトに異常があると脱水がうまくいかないことがあります。
原因はベルトの経年劣化や、形状が変化してしまうことです。
この場合はベルト自体を交換することをおすすめします。
ベルト自体は数百円で売られているので、業者に頼まず自力で交換することもできますよ。
洗濯機の脱水が弱くなった時の対処法
対処法①:洗濯物のかたよりがないようにする
一見均一に入っているように見える洗濯物も、衣類の厚みや重さでかたよりが生じている場合もあります。
見た目だけでなく、手で触ってみてバランスよくなるようにしましょう。
対処法②:蓋がしっかり閉まっているか確認する
当たり前に閉めているはずの蓋も、手違いできっちり閉まっていない場合もあります。
脱水が止まったりする場合は蓋の閉まりも確認しましょう。
対処法③:排水ホースの詰まりを確認する
排水ホースは取り外すことができるので、詰まりがないかチェックしましょう。
取り外したホースに、ペットボトルの水を流してスムーズに流れているか確認する方法が簡単でおすすめです。
対処法④:洗濯槽の洗浄、お手入れをする
一見ほとんど汚れのない洗濯槽も、洗濯槽の内側には汚れがたまっていることが多いです。
その汚れが水を排出する穴のふさいで排水の邪魔をしたり、排水管や排水ホースの詰まりの原因になります。
定期的な洗濯槽の洗浄をおすすめします。
洗濯機の脱水トラブルを助けてくれるアイテムは?
脱水トラブルの助けになる市販のアイテムをご紹介します。
- パイプユニッシュ
排水溝の詰まりを除去し、流れを良くしてくれます。
排水溝に注ぐだけなので簡単にできますよ!
- 重曹や酸素系漂白剤
洗濯槽のお手入れには重曹や酸素系漂白剤がおすすめです。
40~50度のお湯(お風呂の残り湯でもOK)と重曹、もしくは酸素系漂白剤を入れて数時間放置するだけ。
あとはふつうの洗濯モードで洗濯機を回すだけで洗濯槽の汚れを除去してくれます。
- 洗濯機置台
洗濯機の下に専用の台を置くことで、洗濯機の下に隙間ができ、排水ホースが折れ曲がることを防いでくれます。
台を設置することで洗濯機も水平になり安全に使用できますし、音も静かになったり脱水がスムーズになったという人が多いようです。
まとめ
洗濯機の脱水が弱くなる、時間がかかる、終わらないといったトラブルに対して、すぐに買い替えや修理に出さなくても原因を知り、正しい対処をすることで解決できるということがわかりました。
原因を探ってみると、洗濯物の入れすぎだったり、洗濯機の汚れや排水ホースの詰まりのお手入れ不足など、使う私たちに問題がある場合も多いです。
毎日使う家電だからこそ、正しい使い方と正しいお手入れで大切に使っていきたいものですね♪
もし洗濯機の脱水トラブルが起こってしまったという人は、すぐに買い替えや修理依頼を検討される前に、原因の究明とご紹介した対処法を試してみてくださいね!
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