最近、エキナセアというハーブがよく聞かれるようになってきましたね。
ハーブティーでおいしく飲めるエキナセアですが、体にもいいことがたくさんあります。
そんな体にいいエキナセアハーブティーの作り方、飲み方を紹介!
そして、子供の飲めるエキナセアハーブティーの量も調べました。
作り方や飲み方なども見てみましょう!
Contents
エキナセアってどんなハーブ?
エキナセアは北米原産の植物で、和名がムラサキバレンギクと呼ばれる園芸用としても人気の植物です。
現在は9種類が確認されており、そのうち薬効が確認されているのが3種あり、アングスティフォリア、プルプレア、パリダです。
このエキナセアは、古くから北米のインディアンの方たちに利用されており、「インディアンのハーブ」とも呼ばれ、歯痛や風邪の予防など生活に深くかかわってきたハーブです。
現在でも、アメリカでは常備薬として使われることもあるそうです。
エキナセアの効果・効能
エキナセアは万能薬と呼ばれることもあるハーブです。
免疫力強化に役立つ成分を含むため、季節の変わり目に使用すると効果を発揮するといわれています。
エキナセアの効果・効能 | |
免疫力を高める | インフルエンザ・風邪の予防 |
炎症の抑制 | アレルギーの緩和 |
花粉症の緩和 | ニキビケア |
エキナセアを利用するときに注意しなければならないこと
エキナセアをハーブティーなどで摂取する際には次のことに注意してください。
- エキナセアはキク科の植物のため、キク科植物にアレルギーがある人は使用を控える
- 進行性の全身性疾患(膠原病、多発性硬化症、自己免疫疾患など)の場合、使用は禁忌
- 妊娠・授乳中の場合は医師に相談する。
- 8週以上続けて服用しない。
万能薬とも呼ばれるエキナセアの効果をきちんと発揮させるためにもきちんとした飲用をこころがけたいですね。
エキナセアハーブティーの作り方
エキナセアのハーブティーは、味に苦みや渋みといったクセが少なく、非常に飲みやすいハーブティーです。
ネット通販やスーパーなどでドライリーフやティーバックが購入できます。
リーフハーブティーの作り方
- ティースプーン1杯のエキナセアをティーポットに入れる。
- お湯180~200mlをティーポットに入れ、フタをする。
- 3~5分程度蒸らしてから、ティーカップに注ぐ。
蒸らし時間が長すぎると、苦くなったりするので蒸らし過ぎないようにしましょう。
この作り方での分量が基本ですが、飲んでみてお好みの濃度に調整してください。
また、エキナセアハーブティーはクセが少ないため、他のハーブとブレンドしてもおいしく飲むことができます。
ティーバックでの作り方
現在、エキナセアのハーブティーは各社から様々なティーバックが販売されています。
他のハーブとブレンドされているものもありますので、お好みのものを見つけるのも楽しいですね。
基本的な作り方は次のとおりです。
- ティーカップにティーバックを入れ、お湯を注ぐ
- ソーサーやお皿でフタをし、蒸らす。
- 蒸らしたら、ティーバックをゆっくり揺すり、濃度を均一にする。
蒸らす時間やお湯の量などは、商品の説明を参考にしてください。
アイスで飲みたいとき
アイスで飲みたい場合は、リーフティー・ティーバックとも蒸らす時間を長くし、氷の入ったグラスに注げばアイスハーブティーのできあがりです。
エキナセアハーブティーの飲み方
飲み方ですが、エキナセアは安全性が高いといわれ、ハーブティーの摂取量の目安は特にありません。
しかし、安全性が高いといわれていても、ごく稀にめまいや吐き気などの副作用が出る人がいますので、飲み過ぎず、体調の変化などに気をつけてください。
また、エキナセアは長期間摂取すると効果が弱くなるため、短期間の摂取が推奨されており、症状の初期段階や予防のために摂取することが推奨されています。
ですので、季節が変わり始める1カ月程度前から飲み始め、量としては1日1~3杯程度を目安として、時間を空けて飲んでいくのがいいでしょう。
エキナセアハーブティーの子供の飲める量は?
ハーブ先進国のドイツではエキナセアは医療品としても扱われており、6歳以上での使用とし、成人使用量の半量~2/3量を推奨しています。
また、欧州医薬品審査庁では1歳未満の乳幼児の使用は禁忌となっています。
ですので、子供に飲ませる場合は、大人の分を少量取り分けるか、更に水やお湯などで薄めるなどしてください。
なお、アレルギー反応が出た事例や、子供が服用した場合、発疹の発症リスクが高まるという指摘も少ないながらありますので、心配であれば飲ませないということも選択肢にいれておいてください。
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