エキナセアは免疫力を高め花粉症などアレルギー症状にも効能があると言われていますが、ハーブティーとして飲むだけで、辛い花粉症が改善されたら嬉しいですよね。
そこで今回、エキナセアの成分から効能を調べて、ハーブティーとして花粉症に効果のある飲み方や作り方を紹介いたします。
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エキナセアの効能は?花粉症の改善にも効果あり?
エキナセアはハーブの仲間ですが、その効能は昔から万能とされ、インディアンも病気をしたらエキナセアを煎じて飲んだり、ケガの治療にあてたり、薬として使われていたそうです。
そこでまずはエキナセアにどのような効能があって、実際に花粉症にどんな効果があるのかを調べてみました。
エキナセアの効能効果について
- エキナセアの効能成分
- エキナセアでアレルギー改善できる?
- エキナセアは鎮痛剤の効能がある
エキナセアの効能成分について
エキナセアがもっとも万能と言われる理由は、白血球の働きを促進させ免疫力をアップさせる効能が期待されていることです。
免疫力が上がることで、体内にウィルスや細菌が入ることを防ぎ、体内に入った毒素を除去してくれる働きをしてくれます。
そのことから、風邪をはじめインフルエンザやノロウィルスにも効果が期待され、その他ニキビや水虫、ヘルペスなどの感染症を予防する効能があるとされているのです。
エキナセアでアレルギー改善に期待
エキナセアのこの免疫力を高め抗菌作用の効能が考えられることから、抗アレルギー作用の効能も期待されています。
ハーブティーとして毎日飲むことで、鼻やのどの粘膜が強くなり、アレルギー性鼻炎や花粉症、気管支喘息を改善してくれる効果が期待できると言われています。
また、抗菌作用があることから、口内炎ができると、エキナセアのハーブティーでうがいをすることで口内炎の完治も早まると言われています。
エキナセアの鎮痛剤としての効能
エキナセアには痛みを和らげてくれる効果があると言われています。
歯痛やのどの痛みをはじめ、腹痛や頭痛、また蚊や虫刺されの痒みや痛みにも効果があるとされています。
インディアンは、体の内部の痛みにはハーブティーとして飲んだり、外部にはエキナセアをペースト状にして患部に塗るといった使い方をしていました。
現在ではハーブティー以外でもサプリメントや軟膏としても売られています。
エキナセアのハーブティー飲み方と作り方
エキナセアの一番高い効能である免疫力を高めるためには、普段からハーブティーとして飲むことがもっとも効果が期待できそうですね。
そこで、エキナセアのハーブティーの飲み方と作り方について紹介いたします。
エキナセアの飲み方と作り方
- エキナセアのハーブティー
- エキナセアと他のハーブをブレンドできる
- エキナセアのシロップ
エキナセアのハーブティーの作り方
エキナセア自体はクセがなく、さっぱりと飲みやすいハーブティーです。
小さじ1杯のエキナセアをティーポットに入れて、お湯を150~200㏄ほど注いで、香りを逃がさないためにすぐ蓋をします。
3分~5分ほど蒸らしたら完成です。
1日3杯を目安に2週間ほど飲み続けると、花粉症などでのどや鼻が荒れているときには症状が緩和されることがあります。
エキナセアと他のハーブでおいしさアップ
ハーブは漢方と同じく、他のハーブとあわせることで体に対する効能アップが期待されます。
エキナセアを小さじ1杯とレモングラスを小さじ1杯ティーポットにいれて、200㏄ほどのお湯を注ぎ蓋をします。
5分ほど蒸らしたら、エキナセアとレモングラスのブレンドハーブティーの完成です。
レモングラスのすっきりとした香りもあわさり、風邪などで鼻がつまっているときなどは特におすすめです。
エキナセアのシロップ作り方
エキナセアは大人はもちろん子供の免疫力アップにも期待できますが、小さいお子さんなどはあまり好んでハーブティーなど飲みたがらないものです。
そこで、エキナセアを10gほどとお砂糖を50gほど小鍋にいれたら、そこにお水を100~200㏄注ぎます。
10分ほど煮たら、エキナセアをキッチンペーパーをしいたザルでこして(絶対しぼらないでください)、再度火にかけて、お砂糖やはちみつなどをお好みで加えながら煮詰めていき、とろみがでたらエキナセアシロップの完成です。
そのままでも食べられますが、パンやホットケーキなどにかけてあげるとお子さんも喜んで食べてくれるでしょう。
エキナセアの副作用について
免疫力を上げることが、病気から体を守ることになるので、エキナセアの効能は万能と言えます。
しかし、それだけ強い効能が期待されれば、副作用が気になるところです。
そこで、エキナセアに副作用があるのかどうかを調べてみました。
エキナセアの副作用について
エキナセア自体はハーブなので、薬剤のような副作用は心配ありませんが、ただし、植物アレルギーがある人は注意が必要です。
特にエキナセアはキク科なので、ブタクサやヨモギなどキク科の植物にアレルギーがある人はハーブティーであっても控えたほうがよいか、一度お医者さんに相談することをおすすめします。
エキナセアの過剰摂取
エキナセアは抗菌作用などから風邪対策におすすめですが、体にいいからと飲みすぎたり、体調によっては逆に胃腸を荒らしてしまったり、下痢になることもあります。
ハーブティーとして1日3杯が目安ですが、吐き気があったり、胃腸の調子があまり良くない特は飲むのをやめて様子を見るようにしましょう。
まとめ
エキナセアは最近ではハーブティー以外にもサプリメントとしても販売されているほど、その効能は万能ハーブとして人気が高まってきています。
花粉症などのアレルギーに苦しむ人は年々増えているので、ハーブという自然の力で症状が改善できるように、今後ますます人気がでてくれるといいですね。
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