シマトリネコは常緑株立の王様と呼ばれている観葉植物植物です。
ベランダガーデニングとして人気があり、多くの植木業界でも無くてはならない存在の一つです。
これからは自宅でシマトネリコの育て方をご紹介しましょう。
Contents
シマトネリコとは?
シマトネリコは日本で最も多く使われている観葉植物で、主にガーデンツリーやシンボルツリーとして植栽されることが多く日本では沖縄に自生しています。シマトネリコの特徴を見ていきましょう。
成長が早く生命力が強い
狭い庭でも使い勝手がよく、沖縄などの暖地が原産なので寒さにやや弱いですが、その分暑さに強く丈夫な樹木になんです。
成長が早いですが刈り込みに強く樹形は保てます。
ただ、寒さにやや弱く暖地でも植えつけた一年目は冬季に落葉することがありますが病害虫に強いことも魅力の一つになっています。
雌雄異株で白い花が咲く?
公共施設に植栽されているほとんどの樹木はシマトネリコなんですが、管理がしやすくちょっとした日陰でも育ちやすいのです。シマトネリコは雌雄異株ですので雌の木であれば白い花を咲かせてくれます。
鞘状の種になり、秋には種が取れるので次の春に種を蒔いて増やしてみるのも良いでしょう。
シマトネリコの育て方は鉢植えが良い?
植栽が多いシマトネリコですが、マンションやビルの屋外にも鉢植えの状態で置いてあります。
季節によって置き場所や水のあげ方が変わってきますのでどんな所に注意すればいいのか見ていきましょう。
シマトネリコの置き場所
シマトネリコは、成長は早いものの夏場の直射日光には弱く、葉っぱが焼けてしまい、いずれは枯れてしまいます。
屋外であれば、日差しの少ない場所か日陰になりやすい場所を探しましょう。
基本的には植栽されていないシマトネリコの場合は7月~9月にかけては場所を移動させてあげるのが枯らさないポイントです。
鉢植えの植え替え作業が必要
シマトネリコを鉢植えで育てている場合は、2年~3年に一度は鉢植え自体の大きさを変えてあげましょう。
非常に強く根が張って鉢の中に根っこが張り巡らされ敷き詰めてしまうためです。
シマトネリコはプランター・室内でも育つ?
シマトネリコは室内でも育てることが可能です。
屋外に植栽されていることが多いシマトネリコは最大でも15m〜20mまで成長します。
室内とプランターでの育て方をまとめました。
室内では日当たりの良いを選ぶ
季節の違いで置く場所が変わってきますが、夏場の室内では窓際に置いておきましょう。
直射日光は避けるようにして陽射しが強い場合はカーテンを引いておきましょう。
冬場の室内では、寒暖差や窓に結露が発生してしまいますので然程影響はありませんが窓際に置くのはやめておきましょう。
プランターで育てる場合は直射日光を避けながら水切れの無いように程よく日光浴をさせてあげましょう。冬場は、寒さには強いですが葉っぱに霜が付くと枯れやすいのでできるだけ室内に移動させると良いでしょう。
水のやり方は季節によって変わる
シマトネリコは水のやり方に注意が必要です。
夏場は特に土が乾きやすくなるので水をやる時は底に水が出るくらいにたっぷり水をあげましょう。
冬場は逆に水をやり過ぎるとシマトネリコが枯れてしまいますので、土が乾いて数日経った後に水をあげましょう。
害虫対策はしなくていいの?
シマトネリコは害虫に強いと言われていますが、全く害虫がつかないわけではありません。
特に春先には色々な虫が成長する過程で葉っぱを食べます。
ベランダ等ではイモムシがいる場合がありますし、乾燥してる場合はハダニや湿度が高い場合はカイガラムシが発生しやすくなります。
害虫を見つけ次第、取り除いてあげましょう。
また、園芸店では殺虫剤や予防剤を予め買っておき、霧吹きで葉っぱを濡らしておくことも効果的です。
シマトネリコに剪定は必要?やり方も紹介!
シマトネリコは一年中剪定は可能ですが気温差が大きい真夏や真冬は避けましょう。
6月〜7月にかけて梅雨が終わってから剪定するのがおすすめです。
剪定する時は一気に行うのではなく、全体のイメージを保ちながら少しずつ剪定を行いましょう。
葉っぱが多すぎる場合は風通しが良くなるように枝の数を減らしながら剪定しましょう。
まとめ
シマトネリコは室内でも育てられることがわかりました。
観葉植物を初めて育てる方にはシマトネリコから始めてみるのも良いですね。
・シマトネリコは屋外だけでなく室内でも育てることができる
・季節に応じて置き場所を変える
・直射日光に当て過ぎない、夏場は水を枯らさない
・種を取ることができ、増やすことができる
・害虫対策のため、殺虫剤や予防剤を買っておく
植物は全ての生命の源になっていると言われており、植物を育てることで季節をより身近に感じられることでしょう。
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