大切に育ててきたお気に入りの観葉植物が枯れてしまうととてもショックですよね。枯れてしまった観葉植物は復活する?お水もちゃんとやっているのに枯れる原因は?観葉植物が枯れる原因は大きく6つあるといわれています。この記事では観葉植物が枯れてしまう6つの原因の解説と共に、枯れた観葉植物を復活させる方法や対処方法、お部屋に置く時の注意点をご紹介します。
Contents
観葉植物はなぜ枯れる?6つの原因とは
観葉植物が枯れてしまう原因は大きく6つあるといわれています。
日照不足で光合成が出来ずに枯れてしまう
植物が枯れずに育つためには、しっかりと日光にあてて光合成させることが必須です。
光合成ができないと植物が育つ栄養が不足してしまいます。
また、日光を好む植物を日当たりの悪い場所に置いてしまうと、植物が日光を求めて茎を伸ばしてしまうことがあります。
育てる植物が日光を好むかどうかをしっかり把握して、日当たりの良い場所に置くなど配慮しましょう。
水が不足して乾燥している
植物には水は必要不可欠。
サボテンは乾燥を好む観葉植物で有名ですが、そのサボテンさえも水が全くない環境では生きていけません。
部屋の中でエアコンの風が直接あたるような場所は特に乾燥しやすいので置き場所には向きません。
観葉植物の中でも初心者にも育てやすいと人気のパキラは、中南米原産で日当たりが良く気温が高い乾燥した場所を好みます。
乾燥にも強く丈夫なパキラが枯れるようであれば、日照不足や水不足を疑いましょう。
直射日光で葉が焼けてしまう
日光を好む植物だからといって直射日光のあたる場所に置いておくと、葉焼けの原因になります。
葉焼けは人間でいうとやけどのようなものです。
残念ですが葉焼けした部分は復活させるのは困難なので注意が必要です。
水のやりすぎによる根腐れ
根腐れは水のやりすぎによって起こります。
一生懸命お手入れをしすぎるあまり起こってしまうことが多いのがこの根腐れです。
観葉植物は土の表面が乾いたら水をやるというのが基本ですが、頻回すぎると鉢のなかに水がたまっている状態が続いてしまうので、根が腐りやすくなります。
置いている場所が低温すぎる
観葉植物は温暖な環境を好むものが多く、15℃を下回る低温には弱いです。
室外や暖気のない場所に置くと低温が原因で枯れてしまうことがあります。
部屋の中でも夜間に急激に低温になる場所や、温度の下がりやすい窓際は避ける方が良いでしょう。
害虫やカビによって枯れる
観葉植物を風通しが悪い室内にずっと置いておくと、土にカビが生えてしまうことがあります。
このカビも観葉植物を枯らしてしまう原因になります。
屋外へ置いておくと害虫がついてしまうこともあります。
屋外へ置いていた観葉植物の元気がなくなってきたときは、害虫がついていないかチェックしたり、場合によっては薬剤を使用することも検討しましょう。
枯れた観葉植物を復活させる対処方法!
枯れてしまった植物でも、一部分が生きているようであれば復活の可能性があります!
復活させるためにできる対処法をみていきましょう。
枯れた葉を落として直射日光を避けて置く
直射日光によって葉焼けを起こしてしまった部分や、乾燥で枯れてしまった葉を落として、直射日光の当たらない場所に置いておきます。
根っこの部分がまだ生きている場合は新しく新芽が出てくる可能性があります。
日照と水を補う
枯れた原因が日照不足や乾燥によるものならそれを補いましょう。
根腐れの場合は腐った根を取り除く
根腐れの場合は腐った根の部分を取り除き、植え替えをすることで復活する可能性があります。
鉢から土ごと根を抜いて静かに土を落としてみると、腐っている根は黒くなっています。
ほとんどが真っ黒に腐っているととダメですが、根腐れしている部分が小さければ、土を変えて植え替えることで復活する可能性が高くなります。
観葉植物を置くお部屋の注意点とは?
観葉植物を置く部屋の環境は、植物を枯らさないためにとても重要です。
エアコンに気を付ける
乾燥に弱い観葉植物にはエアコンも注意が必要です。
暖房や送風の風など、エアコンの風が直接当たるとどんどん乾燥してしまうので、風が直接当たる場所は避けましょう。
床暖房も大敵です
床暖房が入っている床に直接観葉植物を置いていると、熱と乾燥でダメになってしまいます。
台の上に置くなどして床から距離をとるように工夫しましょう。
窓際の直射日光に注意
日光を好む種類の植物でも直射日光は葉焼けの原因になります。
レースカーテンなどで直射日光が当たるのを防ぎながら、程よく日光に当たるようにしましょう。
まとめ
観葉植物が枯れる原因には
- 日照不足
- 水不足による乾燥
- 直射日光による葉焼け
- 水のやりすぎによる根腐れ
- 置いている場所が低温すぎる
- 害虫やカビ
という原因があるということがわかりました。
万が一枯れてしまっても、日当たりや水やりの調整で復活する可能性もありますが、枯れる状態にならない環境作りがとても大切です。
コメントを残す