暗算が苦手、計算が苦手と困っている方もいらっしゃる事でしょう。暗算ができると周りからもイメージが良くなったり会社内外でも評価が上がります。
実は暗算が苦手な理由がちゃんとあるんです。暗算の克服法や障害の可能性を見ていきましょう。
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暗算が苦手な理由は?
暗算が苦手な理由には大きく2つの理由が挙げられます。
・暗算しているときに覚えておくべき前の数を忘れる
・九九(くく)の答えが反射的に分からなくなる
暗算する時、ふと思うと前の数字を忘れてしまうことや九九は覚えているのに、分からなくなることがあります。暗算している時に複雑な計算だと余計に頭の中で混乱してしまうでしょう。
この2つが暗算をする時に苦手だという意識を持ってしまい、余計に暗算が嫌いになったり苦手と思ってしまうのです。
暗算の苦手は克服できる?
誰しも暗算が苦手だと日常的に困ることもあるでしょう。暗算を克服する方法はいくつかあります。
暗算の二大原則とは?
暗算を解くときには暗算の二大原則に従って解いていきます。これは、暗算だけではなく全ての計算において基礎になる部分なんです。
簡単に言えば、数字を分解してから大きい桁数から計算していくのが暗算の二大原則と言われています。
四則演算とは
四則演算とは、計算することに置いて最も基本的な計算方法のことです。小学校や中学校でも公式な計算方法が四則演算と呼ばれています。
暗算の克服方法
まず、大前提として暗算が苦手だからといって暗算をしなければ人間の脳は覚えることも慣れることもできません。
暗算にも順序があり、自転車の乗り方を教えてもらうのと似ています。自転車を乗る時最初から乗れていたわけではありません。
補助輪や後ろから押してもらうなど段階ごとに分けてやっと乗れるようになるのと一緒なんです。
暗算も最初からすぐに早くできるようになりたい気持ちもありますが、徐々にステップアップしていく気持ちで挑みましょう。
暗算の克服方法①
暗算を克服するにはまず計算しているときに前の数字を忘れないように工夫してみましょう。声に出しながらでもいいですし、暗記カードを活用しても良いでしょう。
暗算の克服方法②
前の数字が忘れないようになってきたら少しずつ計算してみましょう。足し算であれば繰り上がりがあるため、まずは大きい桁数だけ計算することをおすすめします。
大きい桁数から計算してその後に小さい桁数を計算すると暗算がうまくできるようになります。慣れもありますが、一番うまく計算できる方法は人それぞれですが慣れれば簡単に出来ちゃいます。
暗算の克服方法③
暗算するには九九を覚えることも重要になってきます。暗算は三大原則だけでは計算上遅くなってしまう場合もあるんです。
暗算をもっと活かせるようにするには九九を覚えることなんです。九九を覚えていても計算するときにすっと頭の中で計算出て来なければ九九を覚えたことにはなりません。
九九を完璧に覚えて頭の中で計算できるようになれば、暗算するにももっと簡単になります。
暗算が苦手だと困る?
暗算が苦手だと困ることと言えば、買い物する時や洗濯をする時に洗濯機のタイマー予約を帰ってくる時間帯に合わせて設定しておく事など日常的に困ることでしょう。
自分にとって暗算がどんな所で使われ、どんな時に困っているのか把握しておきましょう。
暗算が苦手だと障害の可能性がある?
そもそも計算が苦手、計算ができないから暗算もできないし、そもそも自分がどうして計算できないのか分からないという事で悩んでいる方も多いんです。
読み書きはできるけど計算だけできないそんな時は障害があるのではと疑ってみましょう。学習障害は種類に分けてと計算ができない場合は算数障害とも言われていますし、算数障害にも読字障害、書字障害と3つに分かれています。
また学習障害は全般的な知的発達に遅れがないので、症状の表れ方や意識しないと気づかれにくいことで学習障害かどうかの判断が変わってきます。
正しく検査を受けると療育手帳を取得する事ができますし、子供のうちから療育手帳を取っておいて損はありません。
自分自身もお子様もそうなんじゃないかと思われたら医療機関を受診し、正しく検査を受けましょう。
まとめ
まずは暗算ができるように少しずつ練習してみましょう。毎日の積み重ねが大事なので暗算の克服方法や学習障害について解説しました。
・前の数字を忘れない
・大きい数から計算する
・小さい数を計算する
・九九を完璧に覚えて計算できるようにする
計算ができるようになれば全ての考え方や見方が変わるので暗算を克服して、みんなに自慢しちゃおう。
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