みなさんはLG21,R1,PA-3の違いを知っていますか?スーパーやコンビニでもたくさんの種類が陳列されているヨーグルトですが、パッケージを見るだけではわからないので適当に選んでしまう、なんていうことはないでしょうか。
LG21,R1,PA-3の3種類の特徴を知って、ぜひ健康管理に役立ててくださいね。
Contents
LG21とR1,PA-3ヨーグルトの違いは?特徴を紹介!
まずは、LG21とR1,PA-3ヨーグルトの特徴を確認して、違いをみていきましょう!
LG21ヨーグルトの特徴
LG21は胃で働く乳酸菌
乳酸菌といえば、腸の中を整えてくれるイメージですが、LG21は胃で働くのが特徴的。
酸に対する耐性が高いので、胃の中の酸性条件でも増殖可能という特性をもっています。
日本人の4人に1人、約3,500万人が保有していると考えられるピロリ菌が、胃がんの原因ということがわかり、ピロリ菌を退治してくれることで有名になった乳酸菌。
ピロリ菌を持っている方は積極的に摂取がおすすめ。
R-1ヨーグルトの特徴
R-1は強さをひきだす乳酸菌
R-1乳酸菌が免疫効果が高いナチュラルキラー細胞(NK細胞)や、マクロファージを活性化させのが特徴。
乳酸菌そのものにも効果がありますが、その菌がつくりだすEPS(多糖体)が健康効果に影響します。
インフルエンザ対策として有名になったR-1。インフルエンザや風邪にかかりにくくなったり、感染しても治りが早いという効果が期待できます。
PA-3ヨーグルトの特徴
PA-3はプリン体と戦う乳酸菌
プリン体ゼロなどのビールが販売されているので、プリン体はイメージの悪いものかもしれませんが、実は体に必要なエネルギー源です。しかしほぼすべての食べ物に含まれているので過剰摂取になりがち(1日400mgが摂取目安)で、過剰摂取してしまうと、尿酸が増え、痛風などの健康を害するリスクになります。
そこで、PA-3は他の乳酸菌よりもプリン体を取り込み、代謝できることで注目を浴びています。継続的な摂取によって尿酸値の低下が期待できます。
3種の乳酸菌の比較
乳酸菌 | 菌の名前 | 効果 | 菌の種類 |
LG21 | Lactobacillus Gasseri Oll2716株 | 胃で働く
ピロリ菌除去 |
ガゼリ菌の一種 |
R-1 | R-1(OLL1073R-1株) | 免疫力の向上 | ブルガリア菌の一種 |
PA-3 | Lactobacillus Gasseri PA-3 | プリン体を分解・吸収 | ガゼリ菌の一種 |
そもそも乳酸菌とは?
乳酸を作る菌の総称が乳酸菌です。
見えていないだけで、空中に浮遊していますし、食品では、ヨーグルト、チーズ、味噌、醤油、日本酒、ワイン、漬物など様々なところで活躍しています。
ただし、よい乳酸菌と悪い乳酸菌がいるので、菌のコントロールが重要となってきます。
花粉症に効果的なヨーグルト乳酸菌はどれ?
花粉症にヨーグルトといわれる理由は、腸内環境を整えることで、免疫力が高まることと関係しています。
なので、ヨーグルトに含まれる乳酸菌がその役割を果たします。
免疫力が高まると、花粉症などのアレルギー症状を抑えることができます。
目や鼻などに付着した花粉はその後、腸内で吸収されていくので、腸まで届く乳酸菌を選ぶ必要があります。
乳酸菌のおすすめ摂取方法はこれ!
摂取するタイミング
乳酸菌は酸や熱に弱いという特徴があるので、胃酸が多い時間帯は避けましょう。
- 食後
- 腸が活発に動く夜
- 新鮮なうちに摂取する(時間がたつと数が減少する)
- 菌を定着させるために10日間程度は食べ続ける
食物繊維や豊富な栄養が詰まっているキウイも一緒に摂取すると効果UP!
また、夜にヨーグルトを食べるときは温めて食べることで、吸収が摂取され、腸の運動率も悪くなりませんよ。
摂取量
一日の摂取量は通常ヨーグルトは100gともいわれています。
ヨーグルトなら1個(112g)、ドリンクなら1本(112ml)がちょうどいいですね。
まとめ
体内を改善するには時間がかかるので、大切なのは毎日、継続的に摂取することです。
R-1でインフルエンザ対策!LG21でピロリ菌退治!!PA-3でプリン体分解!!!
毎年流行するインフルエンザ対策として、私は秋からはR-1を摂取しはじめようと思います。
目的にあわせて、うまくヨーグルトを生活に取り入れて免疫力をアップさせていきましょう。
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