みかんがたくさんあっても食べきれないとき、冷凍して長い期間保存できると嬉しいですよね。
保存しておいて果汁100%のジュースにもできますし、冷凍保存したみかんには様々な活用方法があります。
ですが、いざみかんを冷凍保存する際、なるべく保存期間を長くするためには、皮ごと保存するほうが良いのか?皮はむいてから保存すべきか迷いますよね。
そこで今回はみかんの冷凍保存の方法と保存期間、また冷凍みかんを使ったおいしいジュースの作り方やレシピなどを紹介いたします。
Contents
みかんの保存方法は皮をむく?むかない?
みかんを冷凍保存する際、皮をむいてスジも処理してから保存となるとちょっとめんどうに思われる方もいらっしゃるでしょう。
そこで、みかんを冷凍する際、皮ごとがいいのか?皮をむいてからのほうがいいのか?また保存期間や解凍したときにどのようなちがいがでるのか調べてみました。
みかんの冷凍保存方法
- みかんは皮ごと冷凍保存
- みかんは皮をむいて冷凍保存
- みかんは房をわけて冷凍保存
遠足のおやつにもおすすめみかんの皮ごと冷凍保存
みかんを皮つきで丸ごと冷凍する際は、少しのポイントをおさえるとおいしい冷凍みかんが完成します。
きれいに洗ったみかんを、ラップを敷いたトレイの上で凍らせて、1度凍ったみかんを水にくぐらせたら、再度ラップをしいたトレイに並べます。
しっかり凍ったらジップロックやビニール袋にいれて冷凍しておけば、乾燥せずにうまみも詰まった冷凍みかんは1年位保存できます。
冷凍のみかんは30分から1時間ほどで解凍できるので、夏のお弁当の保冷剤がわりにもなりますし、遠足のおやつにも最適です。
解凍したときすぐ使える皮をむいたみかんの冷凍保存
皮だけをむいてみかんを冷凍する場合、まわりのスジを丁寧に取り除くことが大切です。
また、皮が付いた状態とちがって乾燥しやすいので、ラップにしっかりくるんで冷凍しましょう。
解凍したら丸ごとミキサーにかけて、みかんジュースにしたり、ジャムなどに使えます。
しかし、乾燥したり冷凍室のにおいが付きやすい状態のため、保存期間は2~3日ほどで使い切りましょう。
最初の処理だけ後は楽チン!みかんは房までわけて冷凍保存
みかんの皮をむいて房まで分けておく方法は、手間がかかりますが、冷凍庫からだしてすぐに料理に使えたり、ジュースを作った時は繊維質が口に残らず飲みやすくできます。
みかんの皮とスジをとって薄皮もはがしたら、ラップをしいたトレイの上に重ならないようにならべて、上からラップをして冷凍します。
冷凍庫で2週間~3週間くらい保存可能で、そのままヨーグルトにまぜて食べたり、みかんケーキなどにも活用できます。
冷凍みかんのおいしい食べ方
続いて、冷凍みかんのジュースの作り方からデザートなどおすすめのレシピを紹介いたします。
冷凍保存したみかんのおすすめレシピ
- 解凍した冷凍みかんで丸ごとジュース
- 解凍したみかんでひんやりゼリー
- 冷凍みかんの皮ごとマーマレード
ビタミンたっぷりの冷凍みかんジュース
解凍したみかんは薄皮をむいて房をわけておきます。
そのままジューサーにかけて100%みかんジュースでもおいしいですが、バナナなどをミックスすると甘味が増したおいしいミックスジュースもできます。
冷凍みかんジュースにヨーグルトを混ぜて冷凍して、2時間後にフォークなどで全体をほぐして、再度冷凍して2時間後にほぐすという方法を2~3回繰り返してみましょう。
そうすると口当たり滑らかなおいしいジェラートにもなるのでおすすめです。
冷凍みかんできらきらひんやりゼリー
あらかじめ薄皮をはがして房をわけて冷凍したみかんで作りやすいレシピがゼリーです。
半分をジューサーでみかんジュースにして、ゼラチンをいれてゼリーを作ります。
固まる前に、残りの解凍したみかんを2~3個入れて固めると、丸ごとみかんゼリーの完成です。
薄いオレンジ色のゼリーは見た目もキラキラしたてきれいでおいしいので、小さいお子さんにも大人気のおやつです。
ほろ苦い冷凍みかんの皮ごとマーマレード
冷凍みかんを半解凍した状態で、薄い輪切りにします。
冷凍みかん3個に対してお砂糖大さじ4杯入れたら、皮ごと弱火で煮詰めていきます。
全体的にみかんがやわらかくなってきたら、マッシャーやフォークでつぶして、全体的にとろみがつくまで煮詰めていきましょう。
途中味見をしながら甘さは調整してください。
皮の苦みがいいアクセントになっておいしいマーマレードができます。
冷凍保存したみかんの解凍方法
冷凍保存をしたみかんは、だいたいどのくらい解凍時間が必要でしょうか?また、一番おいしく食べるタイミングなどがあるのか調べてみました。
冷凍保存したみかんは自然解凍がおすすめ
冷凍したみかんは、室内の温度にもよりますが、室温がだいたい25度くらいのとき、冷凍庫からだして30分くらいが食べごろになります。
室温がわからないときは、みかんの周りにうすく霜が付き始めた頃に皮がかたいままではないか状態を確認して、やわらかくなってきた時が食べごろです。
冷凍保存したみかんはお湯で解凍も可能
冷凍庫からだしたみかんを冬場に自然解凍しようとしても時間がかかって、食べるタイミングを逃してしまうこともあります。
そんな時は、凍らせたままのみかんをお湯につけたり、湯煎するという方法がおすすめです。
お湯につける場合は3~5分ほどで、湯煎の場合は30秒~1分くらいの時間を目安にしましょう。
室温の差でも変わってきますが、みかんを温めすぎないよう注意しましょう。
皮ごと冷凍したみかんもお湯につけることで、皮がやわらかくむけやすくなります。
まとめ
みかんの冷凍保存の良いところは、しっかり冷凍することでみかんのもつ栄養素やうまみが逃げずに、いつでもおいしく食べられるということです。
みかんをたくさんあって食べきれない時は、ぜひ冷凍保存して長くみかんのおいしさを楽しめるようにしてくださいね。
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