ピアスホールが完成・安定するまでにどのくらいの時間がかかるのでしょうか?
膿や黒いカスが出る、赤く腫れたり血が出たりして「3年経過してもピアスホールが安定しない」なんていう声も。
ピアスホールが安定しない原因と、その対処法についてご紹介します。
Contents
ピアスホールが安定するのはいつ?安定したサインは?
普段は「痛い」というわけじゃないんだけど、ピアスをすると痒くなる、触るとしこりがある。
こうした状態は「安定している」というのでしょうか?
まずは、そもそも「安定してるとはどういう状態か?」をご紹介しますね!
ピアスホールが安定したサインは?
ピアスホールが安定したといえるのは、どういう状態か?
ポイントをまとめたので見ていきましょう!
-
-
- 膿や血が出ていない。
- 痛みがまったくない。
- ピアスを水平に動かすことが容易にできる。
- ピアスホールとピアスの間にすき間ができている。
- 皮膚がピアスホールに向かってくぼんでいる。
-
ファーストピアスを早めに外すことは、ピアスホールの完成を遅らせます。
耳とピアスの状態を確認し、このような状態であれば、ファーストピアスを外してOKのサインです。
「ちょっと長すぎるかな?」というくらい、長めの期間ファーストピアスをつけたままにしておくことが、安定までの近道です。
ピアスホールが安定するまでにどれくらいかかるの?
ピアスホールを開けたら、早くかわいいピアスをつけたいですよね。
目安としては、3か月くらいで安定してくる人が多いようです。
でも、3か月過ぎても安定しないからといって、イライラや焦りは禁物です!
ピアスホールが安定する時期は、その人の体質や体調によって異なるのです。
1年以上かかった人や、3年かかっても安定しない人もいて、個人差があります。
「3か月たったから、ファーストピアスを外してみよう!」というような判断は絶対にしないでください!
ファーストピアスを外すには、しっかりとピアスホールの状態を見て判断する必要があります。
ピアスホールが安定しない原因は?
「すでにピアスを開けてているけれど、まだピアスホールが安定しない…」
そういう場合は、何が原因でしょうか?
ピアスホールがいつまでも安定しない原因を見ていきましょう。
ピアスホールが安定しないのは、トラブルのサイン。
ピアスホールは、傷口です。
人間には、傷の治癒能力がありますので、時間がたてば安定していくものです。
いつまでたっても痛い、膿や血が出るといった状態であれば、何らかのトラブルがあるといえます。
必ず皮膚科を受診するようにしてください。
ファーストピアスを外すのが早かった
ピアスホールが安定しない原因として考えられる一番の原因は「早めにファーストピアスを外してしまったこと」です。
まず、開けてから3日くらいまでは、洗浄するとき以外、できるだけ刺激を与えないようにします。
3日以降から徐々にピアスホールの薄皮ができて、痛みや分泌物もなくなりますが、まだ薄皮の状態なので、刺激を与えてはダメです。
厚皮ができるまで、最低でも3か月かかると思って辛抱しましょう。
適切なファーストピアスを選べていない
前述してきたように、ファーストピアスは長い期間つけたままにするので、傷口と金属が長く触れ合うことになります。
金属アレルギーが発生しやすい素材のファーストピアスを選んでしまうと、ずっとジクジクして安定してきません。
ファーストピアスには、金属アレルギーになりにくい素材を選びましょう。
おすすめの素材 | 使用されているもの |
純チタン | ペースメーカーなどの体内に埋めこむ医療器具など |
サージカルステンレス | 医療用のメスやハサミなど |
また、ファーストピアスの太さも重要です。
最低でも、16G(ゲージ)=1.2mmのものにしてください。
あまり細いとピアスホールができにくく、外してもふさがりやすくなってしまいます。
ピアスホールの安定を遅らせてしまう原因はいくつかあります。
現在ピアスホールが安定しないからと言って、これからも安定しないわけではありません!
これらに心当たりがあれば、改善していきましょう!
ピアスホールを安定させるための注意ポイントは?
ピアスホールが安定しない原因をご紹介しました。
「じゃあ、ピアスホールを安定させるためには、どうすれば良いの?」
それをこれからご紹介していきますね!
不衛生な状態にしない
ファーストピアスを開けたら、しっかりとアフターケアをしていきましょう。
お風呂で洗うときは、石鹸を泡立てて、ピアス周辺をやさしく洗います。
ピアスジェルなどを使う場合は、ピアスホールの前後にジェルを塗り、水平に動かして洗います。
どちらもしっかりと洗い流したら、綿棒などで水分をふきとってください。
ピアスを開けて1か月間は、1日2回の洗浄が望ましいです。
石鹸、シャンプー、整髪料などがピアスホール周辺に残ると、炎症を起こしやすくなりますので、きちんと洗い流してくださいね。
また、カラーリング液やパーマ液は刺激が強いので、ピアスホールが安定するまでは避けた方が無難です。
刺激を与えない
ピアスホールが安定するまでは、ピアスホールに負担がかかるようなことは避けましょう。
ピアスホールを開けた耳を下にして寝ない、服の着脱時にひっかけない、ということに注意が必要です。
ピアスホールが気になって、ちょくちょく触ってしまうのもよくありません。
洗浄するとき以外は、耳に負担がかからないようにしましょう。
ピアスホールが安定しない時の状態別の対処法をチェック!
「ピアスホールが安定しない」といっても、状態はさまざまです。
今の耳の状態はどうなっていますか?
状態別の対処法を見ていきましょう!
血や膿が出る場合
ピアスホールから血が出るのは、まだピアスホールが傷ついているからです。
膿が出る場合は、ピアスホールが細菌感染していると考えられます。
薬局で買う場合は、薬剤師さんに聞いて、抗生物質入りの塗り薬をもらいましょう。
数日塗っても治らない場合は、必ず皮膚科に行ってくださいね。
黒いカスが出る場合
黒いカスは、垢の可能性があります。
耳のあたりは汗や皮脂がつきやすい場所ですので、垢がたまりやすいですから、気をつけて洗う必要があります。
また、ピアスに使われている金属の色素が、黒いカスになっている場合もあります。
お風呂に入ったときに石鹸でやさしく洗って、清潔を保つようにしてください。
痒い場合
ピアスホールが痒いのは、金属アレルギーの可能性が大きいです。
金属アレルギーは突然発症することもあるので、今まで大丈夫だった人も注意してください。
金属アレルギーが起こりにくいといわれる素材も、体質によっては発症します。
放っておくと全身に痒みが回る可能性があるので、痒みが強い場合は必ず皮膚科を受診してください。
ピアスホールは、身体にとっては「傷口」です。
「ピアスホールが安定しない」というだけでなく、何か肌トラブルになっている可能性があります。
状態によっては医者にかかるなど、適切な処置をしていきましょう。
ピアスホールが安定しない!1年・3年は普通?膿や黒いカスが出て痒い対処法!まとめ
ピアスホールがなかなか安定しないと、焦ったりイライラしたりしてしまいますね。
早く安定させるためには、面倒でも、しっかりと清潔を保てるようにしていくことが大事ですね。
また、ファーストピアスはできるだけ長期間つけておいた方が安定しやすいので、開けてからしばらくは辛抱しましょう!
痛みなどの異常がある場合は、早めに皮膚科を受診することも大事ですね。
コメントを残す