要因と原因の違いは?意味と正しい使い分けは?良い意味でも使われるかもチェック!

何かあったときに、その原因は?とか、その要因は?とか、聞いたり聞かれたりすると思いますが、意味の違いや使い分けって実はわからなかったりしませんか?

要因と原因ってどう違うの?って聞かれてもうまく説明できない……なんてことありますよね。

そこで要因と原因の違いや使い分けなどについて調べてみました。

そう言えば、要因と原因の違いって説明できないかも……
そうよね、違いを知って正しく使い分けたいわよね。

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要因と原因ってどう違うの?意味は?

それぞれの意味を知らないとその違いもわからないですよね。

要因と原因の意味とその違いについて調べてみました。

 

原因の意味は?

原因の意味を調べてみると『ある物事や状態を引き起こすもとになったもの』であると言います。

引き起こされた物事が結果で、引き起こしたものが原因であるということは、原因と結果は対になっているということですよね。

つまり原因と結果は因果関係がはっきりしていて、原因は結果に対して直接的にはたらいた物事ということができます

交通事故を起こしたとき居眠りをしていたのなら、事故を起こした原因は『居眠り』であるし、歌の発表でうまく歌えずに失敗したのなら、失敗した原因は『歌えなかった』こととなります。

 

要因の意味は?

要因の意味を調べると『主な原因、またはある結果を成り立たせる原因となる要素』であると言います。

ある結果を成り立たせる原因が要因であるということは、直接的には原因となっていないことも要因には含まれているということになり、要因と結果は対にはなっていないということを示します。

つまり要因は結果との因果関係ははっきりしていないけれど、結果に影響を及ぼしている物事であるということです

 

主な原因という言い方は紛らわしいですが、原因として考えられるもののなかの主なものという意味で、言いかえれば要因は結果に対して、その結果が起こる可能性のある原因の主なものすべてということができますよね。

居眠り運転で事故を起こしたのなら、事故を起こした要因は『居眠り』のほかに『寝不足』『疲労』などもあげられますし、歌の発表で失敗した要因には『声が出なかった』や『緊張した』『発声練習が足りなかった』などがあげられます。

 

要因と原因の違いは?

要因と原因の違いは、結果との関係にあると言えます。

  • 原因は結果に対して直接的にはたらいた物事。
  • 要因は結果に対して直接間接を問わず影響を及ぼした物事。

 

要因と原因の関係は、『要因⊃原因』という記号であらわすとわかりやすいかもしれませんね。

ある結果に対して原因という物事(一つとは限りません)があり、可能性のある原因が複数種類集まって要因となると考えることができるようです。

 

理由や起因との違いは?

ところで、似ている言葉に『理由』や『起因』などありますが、その意味や違いについても調べてみました。

  • 理由……物事がそうなった、また物事をそのように判断した根拠
  • 起因……物事の起こった原因。また、原因となること

 

理由は、人の行動に対する意図や動機と同じような意味合いで使われます。

一般的には、事故の原因は?と聞かれたら「事故が起きた原因は居眠り運転です」と答えますが、事故の理由は?と聞かれたら「事故が起きた理由は居眠りをしていたからです」と答えますよね。

小学校の国語の授業で、問題が『~の理由は?』とあったら『~(だ)から』と答えるのだと教えられたことを思い出しますね。

また「居眠りをした理由は疲れが溜まっていたからです」という使い方もしますね。

理由は原因に対しても要因に対しても同じように使われます。

 

起因は、物事の起こるそもそも始まりのことで、きっかけのことと言ったらわかりやすいですね。

たとえば、ある日風邪をひいて会社を休んだ、会社を休んだため仕事が遅れた、仕事が遅れて残業が続いた、残業が続いたため寝不足となり疲労がたまった……結果居眠り運転による事故が起きた場合、事故の原因は居眠りですが、風邪をひくまでは何の問題もなく過ごしていたのなら、事故の起因は風邪をひいたことになります。

風邪をひいたことにより一連の連鎖が起こったのですね。

起因は、物事が起きたときに考えられる要因の中の最初のきっかけとなるものを指します。

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要因と原因の正しい使い分けは?

要因と原因の使い分けについてみていきたいと思います。

 

要因と原因の使い分け方は?

要因と原因を使い分けるときは結果との関係を考えると良いかもしれません。

POINT

要因は結果に対して影響を及ぼした物事、原因は結果に対して直接的にはたらいた物事ということでしたね

 

居眠り運転による事故を例にすると、結果である事故に直接はたらいた物事は『居眠り』、影響を及ぼした物事としては『寝不足』や『疲労』などが考えられます。

この事故について誰かに話す場合は、「この事故の原因は『居眠り』だけど、この事故の要因には『居眠り』のほかに『寝不足』や『疲労』などが考えられる」となりますよね。

また、居眠り運転の事故の原因は『居眠り』でしたが、交通事故全般として考えた場合の原因は『スピード違反』だったり『わき見運転』だったり、いろいろな原因がありますよね。

これらの原因はすべて交通事故に影響を及ぼす物事であると言えるので、交通事故の要因となります。

 

要因と原因は良い意味でも使われるの?

今までの例はみな悪い意味で使っていましたが、最後に要因と原因が良い意味でも使われるかどうかを考えてみたいと思います。

先の歌の発表に成功しました。

「発声練習をしっかりやったことが原因です」とはあまり言いませんが、「発声練習をしっかりやったことも要因の一つです」とは言いますね。

ダイエットに成功しました。

「一生懸命ジョギングをしたのが原因です」とは言いませんが、「一生懸命ジョギングをしたことも要因の一つです」とは言いますね。

このように、原因は良い意味ではあまり使いませんが、要因は良い意味でも使われるのですね。

要因と原因の意味の違いがわかったわね。これからはちゃんと説明できそうよ!
うん、私も! これからは正しく使い分けることもできそうよね!

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