いわし缶を丸ごと使った土鍋の炊き込みご飯の作り方がテレビで紹介されてから、いわし缶の人気に火がつき、スーパーなどでも一時品薄状態と言われていました。
いわし缶にはたくさんの栄養素がつまっており、梅干しや生姜ととても相性が良く、魚が苦手な人でもいわし缶なら好んで食べるそうです。
そこで今回、いわし缶の栄養成分から梅干しと相性がいいとされる理由、炊き込みご飯を作る際土鍋を使った方法と炊飯器を使った方法、また土鍋を使う際の注意点を調べてみました。
Contents
いわし缶の持つ栄養成分について
いわし缶の炊き込みご飯を作る際は、ポイントとしていわし缶の汁ごと使うこととテレビで紹介されていました。
缶詰の汁にはいわしの栄養が丸ごとつまっているからとのことで、先に、いわし缶にどんな栄養素が含まれているのかを調べてみました。
いわし缶の栄養成分
- いわし缶は高たんぱくで低糖質
- いわし缶とうめ干しは相性抜群
- いわし缶は骨を気にせず食べられる
いわし缶は高たんぱくで低糖質
いわし缶には1缶あたり約30gのたんぱく質が含まれており、成人男性の1日に必要なたんぱく質がおよそ65gなので、いわし缶を1缶食べるだけで、1日に必要なたんぱく質の半分を摂取することができます。
高たんぱくで低糖質なので、ダイエット中の食事としてかなりおすすめです。
いわし缶とうめ干しは相性の良い組み合わせ
いわし缶には不飽和脂肪酸のDHAとEPAが豊富に含まれており、DHAは血中のコレステロールの低下や中性脂肪を抑える効果があります。
特に血液の流れを良くしてくれるEPAは梅干しのクエン酸とあわさると、クエン酸も血液の流れを良くしてくれる力があるので、頭皮の血行が良くなり、抜け毛や白髪の予防に効果が期待できると言われています。
梅干しはいわしの臭いを消してくれますし、熱を通すことで梅干しの酸味も和らぐので、梅干しの酸っぱさが苦手な人でもおいしく食べることができます。
いわし缶は骨ごと手軽に食べられる
魚が苦手という人の多くは、骨を取るのが面倒という声が多く、その点いわし缶などは、骨まで丸ごと食べられるよう加工してあるため、子供からお年寄りまで手軽に食べられることができます。
炊き込みご飯にする際も、生のいわしのように下処理が必要ないので、お米にそのまま缶詰の中身を空けて、簡単に調理できるのも便利な良いところです。
いわしの炊き込みご飯は土鍋?炊飯器?
テレビで紹介されて人気となったいわし缶の炊き込みご飯ですが、レシピを検索すると、土鍋で炊く方法以外に炊飯器を使ったりフライパンで作るといういろいろな方法がでてきます。
そこで、いわし缶の炊き込みご飯を土鍋で作る場合と炊飯器で作る場合をポイントもあわせて紹介いたします。
いわし缶の炊き込みご飯は土鍋派?炊飯器派?
- いわし缶の炊き込みご飯おこげがおいしい土鍋
- いわし缶の炊き込みご飯手間いらずの炊飯器
おこげがおいしい土鍋の炊き込みご飯
いわし缶の炊き込みご飯は2人前お米1合に対して1缶使います。
いわし缶にはみそ味やしょうゆ味とあらかじめ味がついているものがほとんどで、いわしの臭いが気になるという場合は、生姜や梅干しを加えることをおすすめします。
いわし缶の汁ごと使うので味付けは濃くなりすぎないように、缶詰に使われている調味料以外で、酒やみりんを大さじ1杯くらい足してあげましょう。
具材を土鍋に入れたら蓋をして最初強火で4~5分くらい沸騰させたら、中火で10~12分、火を消して15分蒸らせば完成です。
ポイントは、火にかけたら土鍋の蓋を途中で絶対あけないことと、土鍋から目を離さないことです。
炊飯器におまかせいわし缶の炊き込みご飯
土鍋より簡単便利な炊飯器は、お釜にすべての材料を入れて、炊飯器に炊き込みコースがあれば、そこを選択してスイッチオンすれば、後はおまかせで出来上がります。
熱が均等にまわるので、土鍋のようなおこげはできにくいかもしれませんが、水加減などを間違わなければ、初めて炊き込みご飯を作る方でも失敗しません。
食べる前にネギや大葉などを散らしておくと、見た目も香りもさらに良くなります。
土鍋のお手入れと使い方
テレビで土鍋を使った炊き込みご飯などが紹介されると、手軽な炊飯器もいいけれど、土鍋を使って作ってみたくなる方も多いでしょう。
土鍋は鍋料理はもちろん、おでんなどの煮込み料理にも使えて、1つあると重宝します。
そこで、土鍋のお手入れと使い方について紹介いたします。
土鍋の目止め方法
土鍋は使い始める前に、目止めといって土鍋の表面をコーティングしておくと、ひび割れや水漏れ防止や臭いがつきにくくなります。
水洗いしてきちんと乾燥させた土鍋に、大さじ2杯のお米や片栗粉などのでんぷん質をいれて、土鍋の8分目くらいまで水を入れて弱火かけます。
10~20分くらいして沸騰したら火を止めて1時間以上置いて冷まします。
土鍋が冷めたら、中身を取り出し土鍋を水洗いしたら目止めは完了です。
土鍋は火加減に注意
土鍋は温度差に弱いので、使い始めは強火ではなく中火や弱火にかけます。
また、洗ったらきちんと乾かしてから使わないと、土鍋の裏に水が残った状態で火にかけてしまうと、ひび割れの原因になってしまいます。
しまう際も土鍋の底に水分が残った状態だと、カビの原因になるので、洗ったらきちんと乾燥させることを意識して使いましょう。
まとめ
いわし缶の炊き込みご飯は魚が苦手な人でも、いわし缶の栄養を余すことなくとることができる料理なので、これからますますいわし缶の人気は高まりそうですね。
土鍋のお手入れも最初にしっかりして、火加減さえ気を付ければいろんな料理に使えるので、一家に一台はあると料理のレパートリーも増えて、きっと楽しくなりますよ。
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