ターメリックの効果効能はこれ！適量の飲み方は？危険性や副作用もあるの？

ターメリックって聞きますが、実際にはどんなものか、わかりにくいですよね？

実は、効能たっぷりのスパイスの一種で、馴染みのある名前で言えば「ウコン」のことです。

このターメリックですが、飲み方次第で嬉しい効能があるんです！

ただ、危険性も気になる…どんな飲み方だと効果的で、危険性があるのかなどをご紹介します。

ターメリックの効能は？肝臓に良いだけじゃなく認知症やがん予防にも！？

気になるターメリックの効果について見ていきましょう！

ターメリックに含まれる「クルクミン」という成分は、ポリフェノールの一種で、肝機能を向上させコレステロール値の上昇を抑えます。

この肝機能の向上によって老廃物の処理が促され、疲労回復にも効果があるのだとか。

それだけでなく、抗酸化や抗炎症を始め、代謝異常や自己免疫疾患などにも治癒効果があることが知られています。

また、脳機能の活性化によるアルツハイマー病の予防効果があるとの研究結果も出ています。

更に驚くべきことに、近年ではターメリックの摂取によるがんの抑制効果も見つかったそうです！

様々な効能のあるターメリック、お酒の好きな方でなくても積極的に摂取していきたいものですね。

飲み方次第で危険性！？体質によっては副作用やこんな問題が！！

嬉しいことずくめのターメリックですが、人によってはこんな危険性もはらんでいます。

こんな人は要注意！ターメリックの副作用！？

• 肝機能が低下している場合

ターメリックに含まれる豊富な鉄分を分解しきれず、肝硬変へとつながってしまう可能性があります。

特にC型肝炎や脂肪性肝炎などの肝臓障害のある方は摂取を控える必要があるそうです。

• 抗血液凝固剤を服用している方

ターメリックに含まれるクルクミンには血液をサラサラにする効果があり、同時に摂取することで出血時に血が止まりにくくなってしまう恐れがあります。

• 胆のう障害のある方

クルクミンの肝臓機能促進によって胆汁が増加し、問題が出る恐れがあります。

• 妊娠中の方

ターメリックに含まれる精油成分により、子宮が収縮し早産を招く危険性があります。

中にはアレルギー問題が出る場合も……

ある男性が疲労回復のためターメリックを摂取したそうです。

直ぐには効果が出なかったので少しずつ2か月ほど摂取したところ、風邪をひいたのか体調を崩してしまいました。

熱は無かったものの、不調が続いたため男性は近所の病院へ。

そこでも診断は「風邪」、男性は処方された薬を飲みましたが、症状は一向に収まらないどころか強い倦怠感を感じるまでになってしまいました。

男性が再び病院に行くと、看護婦が男性の異変に気が付きました。

なんと白目や肌が「黄色く染まっていた」のです！まさしく黄疸の症状でした。

実はこの男性、「ターメリック（ウコン）アレルギー」だったのです！

もちろん該当する人ばかりではありませんが、中にはこのように摂取そのものが命取りになってしまう人もいるのですね。

ターメリックの適用摂取量は？どんな飲み方がいいの？

ここまで効能と危険性をご紹介してきましたが、気になるのは「どのくらい飲めばいいのか」ですよね。

メリーランド大学医療センターによると「新鮮なターメリックなら一日の摂取量は1.5～3グラムほど。パウダー状のモノでも同程度で、1～3グラムが目安です」とのこと。

やっぱり摂り過ぎはいけないみたいですね。

とはいえ意識しなければ一日の理想量は中々摂取できないですよね。

そこでおすすめなのが「ゴールデンラテ」。

文字通り黄金色のラテで、ターメリックの他にジンジャーやシナモンなどのスパイス類と温めたミルク、はちみつなどを混ぜるだけ。

とってもお手軽ですが、これからの時期にぴったりな身体の芯から温まれるドリンクです。

見た目もオシャレでなんだか気分もハッピーですよね！

まとめ

身体に嬉しいターメリックの効果、いかがでしたでしょうか？

体調や体質に気を付ければ、疲労回復や病気の予防にも効果があります。

粉末のターメリックならスパイスとして売られているので、スーパーなどでも比較的簡単に買うことが出来ます。

適量を上手に摂取して健康に役立てたいですね。