うるち米と聞いたことはあるけれど、実際にはよくわかっていない…健康に良いみたいだから取り入れたい!そんなあなたは、ぜひこの記事で「うるち米」について知っていきましょう!
うるち米と白米の違いは何?そもそも、うるち米の「うるち」ってどういう意味?語源は?
うるち米という名前の語源から、白米との違いをチェックしましょう!
Contents
うるち米とは何?
うるち米とは、普段私たちが主食として食べている一般的なお米のことを指します。
うるち米は白米との違いがあるか?と聞かれれば、うるち米=白米なので違いはありません。
日本のお米の種類は大きく、
- うるち米
- もち米
に分けられます。
コシヒカリやササニシキという品種で呼ばれているものは、すべてうるち米ということになります。
うるち米ではなく白米と呼ばれるのはナゼ?
うるち米をすべて白米と呼ばないのは、精米方法によって種類が変わるためです。
- うるち米を精米したもの→白米
- うるち米を精米していないもの→玄米
精米するかしないかで、白米と玄米に呼び分けています。
うるち米ともち米の違いは?
ではうるち米ともち米にはどんな違いがあるのでしょう。
うるち米の特徴
- 半透明で透き通った色の米粒。
- アミロースとアミロペクチンという2つのデンプンからできている。
- 適度な柔らかさの食感。
もち米の特徴
- 乳白色で丸みのある米粒。
- ほぼアミロペクチンだけでできている。
- モチモチとした弾力と粘り気のある食感。
うるち米ともち米のいちばん大きな違いは含まれているデンプンの成分です。
デンプンにはアミロースとアミロペクチンの2種類があるのですが、うるち米はアミロースを20%、アミロペクチンを80%含んでおり、対してもち米はアミロースは含まずアミロペクチンを100%含んでいます。
アミロースの含有量が多いと粘り気が少なくなり、アミロースが少ないと粘り気がでてきます。
このデンプンの成分の違いが粘り気の違いと、モチモチとした食感の違いを生み出しているのです。
うるち米の語源は?
うるち米の「うるち」というのは、うるち米用のお米の原産国であるインドの古代語で、米のことを「ウリヒ」と言われるところからきています。
この「ウリヒ」が日本にも外来語として入ってきて、「うるち」が誕生したといわれています。
うるち米を美味しく食べるポイント
うるち米は炊飯器で炊いて食べることが多いので、おいしく炊けるポイントをご紹介します。
基本的には炊飯器に表示されている水の量で炊くと失敗しません。
- お米1合に対して水が200ccです。
- お米は洗っているときから既にお水を吸収していますので、お米に相性が良いとされている軟水で洗えばベストです。
- 洗ったお米はすぐ炊き始めるのではなく、水に浸す時間をしっかりとってください。
→夏は1時間、冬は2時間ほど水に浸しましょう。
- 炊きあがったらすぐに食べたいところですが、蒸らす時間が重要。15分間は蓋を開けず蒸らしましょう。
うるち米についてのまとめ
うるち米は特定のお米の種類ではなく、普段わたし達が食べているお米の事を指します。
外食文化が繁栄し、日本人の米離れなども懸念されている現代ですが、お米の生産者さんによる品種改良でどんどん美味しいお米ができていることも事実です。
より日本人の口に合うようなこだわりのお米がたくさん作られているんですよ。
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