もち麦や胎芽押し麦は、ダイエットや健康食品として人気になってきていますね。
同じ麦ですが、違いはいったいなんでしょうか。
こちらでは、もち麦と胎芽押し麦の違いや、カロリー、栄養素などの特徴をご案内していきます。
こちらで、違いや栄養などを確認していきましょう。
Contents
もち麦と胎芽押し麦の違いってなに?
もち麦も、胎芽押し麦もどちらも「大麦」の仲間です。
ですが、それぞれに特徴があります。
胎芽押し麦ってどんなもの?
胎芽押し麦は「大麦」の中の「うるち麦」を加工して作られたものです。
この押し麦はそのままだと水分を吸収しにくく、ご飯と一緒に炊いた時に、お米は炊けていて麦だけ硬いままという状態になってしまうため、精麦した後に蒸し、ローラーで平らに押しつぶして平らにしています。
こうすることで水分を吸収しやすくなり、お米と一緒に炊いても同じように炊き上がることができます。
プチっとした食感を楽しむことができます。
もち麦ってどんなもの?
もち麦は「大麦」の中の「もち麦」を加工して作られたものです。
もち麦を精麦し、こちらは特につぶすといった工程は踏みません。
そのままでご飯と一緒に炊くともちもちとした食感を楽しむことができます。
もち麦や胎芽押し麦の栄養やカロリーの特徴ってなに?
どちらも共通して含まれているのは
- ビタミンB1
- ビタミンB2
- ビタミンB6
- 鉄
- 亜鉛
- パントテン酸
- ナイアシン
- 葉酸
です。
では、それぞれの栄養の特徴やカロリーを見ていきましょう。
胎芽押し麦の栄養やカロリーの特徴ってなに?
特に目立った特徴としては、まずミネラルが豊富という点です。
大麦自体に言えることですが、カルシウムやカリウムといったミネラルが豊富です。
普段不足しがちな栄養素なので、ご飯と一緒に炊いて食べることで栄養を補うことができます。
カロリーも白米に比べると少なく、ダイエットに適しているといえます。
もち麦の栄養やカロリーの特徴ってなに?
もち麦にもたくさんの食物繊維が含まれており、白米の25倍といわれています。
特にβグルカンという水溶性食物繊維が豊富です。
また、ダイエットとしてうれしい効果もあります。
はじめとった食事と次にとる食事の間の糖質の吸収を抑えてくれ、血糖値が上がりにくい状態をつくってくれます。
これを「セカンドミール効果」といいます。
また、血液中の善玉コレステロールと悪玉コレステロールのうち、悪玉コレステロールのみを抑制し、血中コレステロールの改善をしてくれます。
ポリフェノールも多く含まれており、エイジングケアなど美容に役立ちます。
カロリーは白米よりも少なく、ダイエットに適しているといえます。
もち麦や胎芽押し麦はどうやって食べるの?
まずは、麦に水を吸わせる必要があります。
- もち麦は数時間水に浸しておく
- 押し麦はそのまま炊いて問題ない
もち麦は厚みがある分、水を吸わせるのに時間がかかります。
そのまま炊いてしまうと、芯が白く残り、固い炊き上がりになります。
また炊くときの水加減ですが
- もち麦は吸水しつつ、2割多めの水
- 押し麦はそのままで2割多めの水
を入れるようにして炊きましょう。
こうすることでおいしくいただくことができます。
もち麦と胚芽押し麦の違いは?カロリーや栄養など特徴も確認!まとめ
もち麦も胎芽押し麦も多少の違いはあるものの、とても栄養価の高い大麦ということがわかりましたね。
食物繊維や栄養素で違いはありましたが、カロリーはほとんど同じで白米よりも低く、どちらもダイエットに適した食材です。
お好みのほうを選んで試してみてください。
はっきりしてよかったわ。
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