シリアルとコーンフレークは昔から朝ごはんとして食べられていますが、この二つの違いはどういうところか?どちらを買ったほうが栄養的に良いのか?悩んでしまうこともあるでしょう。
また、最近スーパーでよく見かけるグラノーラもシリアルとコーンフレークと比べて何がどうちがうのかわからなくなるという人は少なくありません。
今回は、コーンフレークとシリアルの違いから、グラノーラも同じものなのかどうか?それぞれのおいしい食べ方について調べてみました。
Contents
シリアルとコーンフレーク、グラノーラの違いとは?
シリアルとコーンフレークどちらも昔からあるものですが、実際この二つは同じものなのか違うものなのかをグラノーラとの違いもあわせて調べてみました。
シリアルとコーンフレーク、グラノーラの違い
- シリアルとは
- コーンフレークとは
- グラノーラとは
朝食の定番シリアルとは
シリアルはトウモロコシ、オーツ麦、小麦、大麦、米などの穀物を薄く平たくしたり、膨張させて軽いパフ状に加工して長期保存に適したものでシリアル食品と呼ばれています。
穀物が中心なため食物繊維やビタミン、ミネラルが豊富です。
牛乳をかけることで柔らかく食べやすくなることから、食欲がわかない朝でも手軽に栄養が取れると人気の食品です。
おやつとしても食べられるコーンフレーク
コーンフレークは主にトウモロコシの粉を加熱して平たく圧縮した上で食べやすく加工したシリアル食品です。
砂糖やシロップなどで味付けされており、コーンフレークにチョコレートをからめたチョコフレークなどは、おやつとしても大人気でした。
有名なのが、1894年にアメリカのジョン・ハーヴェイ・ケロッグ博士によって発明された健康食品ケロッグシリーズで、トラや猿など動物のイラストをパッケージにデザインして、日本でもシリアル食品の人気を広めました。
シリアル食品の一種グラノーラ
グラノーラは麦、玄米、オートミールに使われている燕麦(イネ科の穀物)、とうもろこしを主とした穀物加工食品です。
さらにココナッツ、メープル、はちみつ、砂糖、植物油などであわせてオーブンで焼いたシリアル食品で、ドライフルーツやナッツが混ぜられることもあります。
実は、コーンフレークより前にグラノーラは発売されていましたが、最初は甘味を加えず、麦や玄米などの穀物だけの味気ないものだったので人気がでませんでした。
そこで、先ほど紹介した甘味料やドライフルーツを加えて今の形にしたことで、現在ではコーンフレークに並ぶほど人気食品となっています。
ヘルシーなシリアル食品はコーンフレーク?グラノーラ?
シリアルもコーンフレークもグラノーラも同じシリアル食品であることがわかりました。
シリアル食品はほとんどが穀物なので、食物繊維が豊富でヘルシー食品として人気です。
では、コーンフレークやグラノーラなどはどれだけヘルシーと言えるのか調べてみました。
シリアルとコーンフレーク、グラノーラの栄養価
- シリアルの栄養価
- コーンフレークの栄養価
- グラノーラの栄養価
シリアルの栄養価について
穀物を意味するシリアルは、その名前の通り大麦やオーツ麦、玄米などたくさんの穀物からできているので、穀物がもつビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富です。
脂質も白米やパンなどと比べると低く、むくみに良いとされるカリウムも多く含まれるので、ダイエットにも良いと言われています。
忙しい朝にそのまま食べてもいいですし、牛乳とあわせるとカルシウムにたんぱく質もあわせて取ることができます。
コーンフレークの栄養価について
コーンフレークもシリアルの仲間なので、同じようにビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富です。
脂質もシリアルの中でも低いのですが、砂糖やシロップでコーティングされたコーンフレークは一気に塩分、糖分は高くなってしまいます。
甘さがあるほうがお子さんには喜ばれますが、主食として毎日食べるのは控えたほうが良いでしょう。
同じ甘さのあるコーンフレークでも、オリゴ糖を使っているものなどは整腸作用もあり糖質も低いので、使われている糖の種類を見て選ぶとよいでしょう。
グラノーラの栄養価について
穀物由来の栄養素をもつグラノーラにナッツやドライフルーツが加わると、ビタミンCやE、女性に不足しがちな鉄やカルシウムなど不足しがちな栄養素を1食で取ることができます。
栄養価の高いグラノーラですが、砂糖が入っている製品も多く、ドライフルーツなどの糖分もあわさると、かなり糖質が高くなってしまうので食べすぎには注意しましょう。
ダイエットや糖質制限をされている方の場合は、ノンシュガータイプのグラノーラを選ぶことをおすすめします。
シリアル・コーンフレーク・グラノーラおいしい食べ方
シリアル・コーンフレーク・グラノーラの代表的な食べ方は牛乳をかけて食べる方法ですが、毎日同じ食べ方だと飽きてしまいます。
そこで、シリアル・コーンフレーク・グラノーラのおすすめの食べ方を紹介いたします。
サラダにトッピングする
シリアルやグラノーラを普段のサラダにトッピングすることで、あっさりした生野菜に穀物がもつ甘さと、サクサクパリパリした食感が楽しめます。
シリアルに味がついている場合は、ドレッシングがわりにもなるのでおすすめです。
コーンフレークの衣でサクサクフライ
実はコーンフレークを細かく砕いて揚げ物の衣として使用することで、パン粉よりもサクサクおいしい揚げ物ができます。
淡白な味の鶏肉や白身魚がおすすめで、材料に卵をからめて砕いたコーンフレークをまぶして揚げれば完成です。
冷めてもサクサク感は残るので、冷めてもサクサク衣のフライを作ってみたい方はぜひお試しください。
まとめ
コーンフレークやグラノーラはシリアル食品として同じだということがわかりました。
しかし、使われている穀物に違いがあったり、砂糖を多く使っているものだったり、ナッツやドライフルーツを混ぜているものなど、その種類は様々です。
せっかくたくさん種類はあるので、自分の体調や好みにあったシリアルを選んで、忙しい時など上手に食生活に取り入れていけたらいいですね。
コメントを残す