家庭菜園やガーデニングが好きな方にとって必ずは見たことがあるアブラムシ!
葉の裏や茎などにびっしりとついている姿を見ると、正直気持ち悪いですよね。
アブラムシは観葉植物にもよくくっついてて、養分を吸っています。
そんなアブラムシ、いったいどこからくるのか考えたことがありますか?
アブラムシがどこからきているのか、気になったので調べてみることにしました。
また、室内にアブラムシがいたときの駆除方法も一緒に紹介します。
Contents
アブラムシはどこからくる?集まる原因は?
アブラムシがどこからくるのか調べてみたところ、なんとアブラムシには羽がある場合とない場合が存在し、アブラムシが生活してく上で適した環境の土に卵を産み付けるんだそうです。
そして、そこにある食べ物がなくなると、羽があるアブラムシを産んでまた別の場所に移動し卵を産むんです。
アブラムシは一年中発生している虫で、主に春から夏の温かい季節に増殖を繰り返すといわれています。
つまり、アブラムシが好まない環境を作らない限りはアブラムシがずっとその植物から離れないし、駆除しても意味がないんです。
では、なぜアブラムシが集まってしまうのか、その原因を紹介します。
肥料に窒素成分が多い!
植物に与える肥料には窒素が含まれています。
窒素を植物に与えることによって、光合成でアミノ酸が作られます。
しかし、この窒素成分を多く含んだ肥料を与えてしまうと、アブラムシの大好物であるアミノ酸が大量に作られてしまい、アブラムシにとって過ごしやすい環境を作ってしまうことになるんです。
肥料によって窒素を過剰に与えないようにすることが大切です。
株間が狭く、密集している!
植物を植え付けたとき、株と株の間を狭くしてしまうと風通しが悪くなってしまい、アブラムシが住み着きやすいといわれています。
確かに、植物が密集しているとアブラムシが発生していても気付きにくいですよね。
そういったことが重なり、大量発生の原因になってしまうこともあるんです。
アリがたくさんいる環境
アブラムシが出している排泄物はとても甘いそうで、アリが発生しやすいといわれています。
そしてアリはアブラムシにとって天敵となるテントウムシなどからアブラムシを守る役割をしていたり、アブラムシを別の植物に運んであげたりするんです。
お互い、共存生活しているとも言えますね。
そのため、アリがたくさんいる環境で植物を育てている場合は要注意です。
アリ対策もしっかり行っておきましょう。
室内にアブラムシがいたときの駆除方法
室内で育てている植物にアブラムシが発生した場合の駆除方法を紹介します。
- ガムテープで取り除く
- ビニール袋をかぶせる
- 農薬を使う
この3つの方法で駆除することが可能です。
では、順番に紹介していきたいと思います。
ガムテープで取り除く
アブラムシに発生が少量であれば、ガムテープでアブラムシを取り除いていきましょう。
この時、粘着力が強いものだと植物を痛めてしまう場合があるのでできるだけ粘着力の低いものを使用してください。
というのも、私も一度歯ブラシで駆除したことがあるのですが細かい部分まで歯ブラシでこする必要がありめんどくさいのと、土の上にどうしてもアブラムシが落ちてしまい意味がありませんでした。
ビニール袋をかぶせる
鉢ごとビニール袋に入れて密封し、日当りの良い場所に置いておきましょう。
時間が立つとアブラムシはビニールの上のほうに集まってきます。
鉢をうまくビニール袋から出してそのまま密封し、ビニールごと捨てるようにしましょう。
こちらは簡単な方法なので、手間がかからずいいですよね。
農薬を使う
室内で植物を育てている場合、あまり農薬は使いたくありませんよね。
そんな時におすすめなのが、「粘着くん液剤」です。
こちらは成分がでんぷんなので体に害を与える心配はありません。
裏面にかかれている使用方法をよく読み、水に薄めてアブラムシの発生している場所にかけていると5日ほどでいなくなるそうですよ。
室内にアブラムシが発生したときは、ぜひ試してみてくださいね。
まとめ
今回は植物にとって大敵のアブラムシについて調べてみました。
アブラムシは年中発生するので、一年を通して対策をしてあげる必要があります。
一度発生してしまうと増殖もはやいため、駆除しきれず枯れてしまうということもありますよ。
室内にも、自分の知らないうちにアブラムシが侵入していることもよくあります。
毎日水やりをするときにチェックしてあげると大量発生を防ぐことができますよ!
コメントを残す