ムカデやゲジゲジ、ヤスデを庭の鉢植えの下や、山道を歩いていて、一度は見かけたことありますよね。
なんとなく見た目が不快というだけで、はっきりとした違いがわかりにくい昆虫です。
毒を持っていることもあるので、あわてず対処できるといいですよね。
こちらでは、ムカデ、ゲジゲジ、ヤスデの違いや対処方法をご紹介していきます。
ヤスデやムカデを見たことあるけど、ちょっと見た目が悪くて、違いまではっきり分からない~。
ムカデは毒もあるって聞くし、どうしたらいのかわからないわ。
ほんとうですね!
こちらで、ムカデやゲジゲジ、ヤスデの違いや対処方法を見ていきましょう。
Contents
ムカデ・ゲジゲジ・ヤスデの特徴や違いってなに?
では、それぞれの特徴を確認しながら、違いを見ていきましょう。
ムカデの特徴とゲジゲジやヤスデとの見分け方は?
- 日本全国に生息している
- 小さな四角が沢山連なっているようにみえ、体が楕円柱の形をしている
- 体節に1対ずつ足が生えている
- 草むらや落ち葉の下、植木鉢の下に生息している
- 夜行性
ムカデは肉食なので、家の中の昆虫やクモなどを求めて屋内に入ってくることがあります。
ただ、目があまり見えていないので、刺激を感じると手当たり次第にかみついてきて危険です。
ムカデはスズメバチと同じような毒を持っており、噛まれると噛まれた痛みと、毒の痛みが伴い、赤くはれ上がってしまします。
もし噛まれた場合、口で毒を吸い出すようなことはしないでください。
また、患部を冷すのもよくありません。
アナフィラキシーショックを起こすことがあるそうです。
噛まれたら病院に行くようにしましょう。
ムカデはつがいで行動することが多く、もし家の中で一匹見かけたら、もう一匹家の中にいると思っておいたほうがよいでしょう。
ヤスデやゲジゲジとの違いですが、2種類と違ってとても攻撃的で、強い毒を持っています。
また、足が短く動きが早いです。
ゲジゲジの特徴とムカデやヤスデとの見分け方は?
ではゲジゲジの特徴を見ていきましょう。
- 日本全国に生息している
- とても足が長い
- 体長は40mmほど
- 石の下や草むらに生息している
- 夜行性
たまに、捕食対象の虫が屋内に多い場合は侵入してくることもあるそうです。
ですが、攻撃性が低い昆虫なので、こちらが何かしない限りは攻撃してくることはありません。
ムカデやヤスデとの違いは、動きがとても速いことと、足がとにかく長いことです。
また、屋内の害虫を駆除してくれることから「益虫」とも呼ばれています。
ヤスデの特徴とムカデやゲジゲジとの見分け方は?
最後にヤスデの特徴を見ていきましょう。
- ムカデのように長い身体をしているが、ムカデよりも小さい
- 体節に2対ずつ足が生えてる
- 森林に多く生息しており、倒木の下や落ち葉、石の下など湿ったところを好む
- 主に落ち葉などの腐植物質や、キノコの菌類を食べる
ですが、危険を感じると刺激臭のある体液をだします。
これに触ると痛みが伴うので、触れたり刺激しないようにしましょう。
ムカデやゲジゲジとの違いは、身体が小さく、動きがゆっくりしていて、見た目は長いダンゴムシのように見えるところです。
それぞれの対処方法は?
では、実際に遭遇した時の対処はどのようにしたらいいのでしょう。
ムカデの対処法はどうするの?
見かけたら、決して刺激しないようにしてください。
かといって放置しても危険ですので駆除するようにしましょう。
ヤスデ・ゲジゲジの対処はどうするの?
これらは、見かけたら薬剤散布するなどして駆除しましょう。
その後、再度見かけないように虫の好まない環境づくりをするとよいでしょう。
広範囲に腐葉土を置かない、ゴキブリが生息しない環境づくり、整理整頓などです。
ムカデ、ゲジゲジ、ヤスデの違いは?見分け方と対策方法!まとめ
実際に見かけると不快で仕方ないですが、毒を持っていたり、凶暴な場合もあることがわかりましたね。
ムカデの場合は危険ですので、決して刺激せず距離を置き、プロの方に駆除してもらうようにして下さい。
何も知らなかったら、むやみに刺激していたかも!
正しい知識が知れてよかったわ。
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