犬のワクチン接種時期はいつ?種類や副作用・接種後散歩やシャンプーはok?動物病院で毎年必須か紹介!

これから愛犬のワクチンを控えている飼い主さんは、去年動物病院でワクチン接種した時期はいつだったかしら?

接種後は散歩やシャンプーして良かったっけ?と去年のことを思い出そうとしますよね!

そもそも犬のワクチンは動物病院で毎年接種が必要なのか、副作用はあるのか気になりますよね?

この記事では、犬のワクチンの接種時期や種類・副作用、接種後に散歩やシャンプーはしていいのかを解説していきます!

僕のお友達のプードル君も、そろそろワクチンの時期だから動物病院に行くって言ってたんだけど、ワクチンて毎年しなきゃいけないのかな?
何となく毎年受けているけど、実はよく知らないという飼い主さんもすぐ解決できるように、犬のワクチンについて詳しく紹介するよ!


ワクチンの種類と費用の目安は?

犬のワクチンは大きく分けると狂犬病ワクチンと混合ワクチンの2種類です。

それぞれの費用も合わせて解説していきます。

狂犬病ワクチン

狂犬病ワクチンは、狂犬病を予防するためのワクチンで、狂犬病予防法により年に一度接種することが義務付けられています。

狂犬病ワクチンは一年間しか効果が持続しないため、年に一度の接種が必要です。

狂犬病はすべての哺乳類、もちろん人間にも感染する可能性がある「人獣共通感染症」といって、感染すると治療法はなく、致死率が100パーセントという恐ろしい感染症です!

1957年以来、日本国内では発症例はありませんが、毎年接種が義務付けられている理由が理解できますね。

費用は自治体によりますが、3000円ほどです。

毎年狂犬病予防接種の時期になると、4月~6月の間に接種しましょうというハガキが届くので、忘れてしまう心配はないはずです。

動物病院での個別接種か、公園や広場など指定の会場で集団接種を受けることができます。

混合ワクチン

混合ワクチンも抗体を作って犬の病気を予防するために必要なものです。

混合ワクチンは、コアワクチンとノンコアワクチンの2種類にわけられます。

コアワクチンは、致死率の高い感染症を予防するため、すべての犬に接種するよう勧告されているワクチンです。

ジステンバーウイスル感染症・パルボウイルス感染症・アデノウイルス感染症などを予防できます。

ノンコアワクチンは、生育環境によって接種を推奨されているワクチンです。

パラインフルエンザ・レプトスピラ症などの予防ができます。

混合ワクチンは、組み合わせによって2種~11種に分けられ、種類が増えるほど予防できる病気の種類が増えます。

費用は種類によって5000円~10000円です。

私のかかりつけの動物病院では、6種か9種を勧められますが、室内犬でお散歩で外に出るくらいなので、6種でも充分予防できるとのことです。

ドッグランなど犬が多く集まる場所に行くなら9種を受けると安心だそうですよ!

  • 狂犬病ワクチン…年に一度の接種が義務※生後90日を過ぎた犬
  • コアワクチン…すべての犬が接種するよう勧告されている
  • ノンコアワクチン…ドッグランなど犬が多く集まる場所に行く犬に推奨されている

犬の生活環境によってどの種類を接種するか獣医さんと相談して決めましょう。

ワクチン接種は動物病院で毎年必要?

狂犬病は年に一度の接種が義務付けられていますね。

一方混合ワクチンは、狂犬病のように毎年受けることが義務付けられてるわけではありません。

コアワクチンは数年~一生涯効果が持続することが多く、ノンコアワクチンの効果は狂犬病ワクチンと同じ一年間です。

犬によって抗体のでき方が違うので、毎年ワクチンを受けた方がいいのか、数年に一度でいいかは一概には言えません。

ワクチンを毎年打っていると抗体ができて、この先ずっとワクチンを打たなくていいというケースもあるそうです!

余計なワクチン・注射を受けなくていいなら、犬にとっても飼い主さんにとっても嬉しいですよね。

しかし日本国内では混合ワクチンを毎年受けるケースが多いんです。

一般的にトリミングサロンやペットホテルなどでは、狂犬病の予防接種証明書と合わせて、混合ワクチンの接種証明書の提示を求めるからです。

しかも去年や一昨年の証明書ではダメで、今年のものでなければ受け付けられません。

私もこれまで利用したサロンやホテルでは、どこでも必ず狂犬病と混合ワクチンの証明書を確認されました。

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混合ワクチンの接種をしていないとトリミングやホテルのサービスを受けることができない場合が多いんですね。


ワクチンの副作用はあるの?

狂犬病ワクチン・混合ワクチンなどの副作用には、発熱・食欲不振・かゆみ・顔の腫れなどがあります。

発生率は低いですが、命に関わるアナフィラキシーショックなどもあります。

動物病院によっては、副作用が出た場合にすぐ対応できるよう、接種後15分くらい待合室で様子を見ることがあります。

また接種時間は早めの時間帯にすると、具合が悪くなった時に、診療時間内に診てもらうことができますね。

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混合ワクチンは、過剰摂取すると副作用が起きやすくなるケースもあるので、外国では3年に一度の接種が推奨されています。

多く摂取すればいいというものではないので、犬の体質に合わせて行うことが大事なんです。

しかし犬の体質によって抗体のでき方が違うので、ワクチンをどのくらいのサイクルで受けるか自分で判断するのは難しいですよね。

動物病院で抗体検査という血液検査を受けることで、犬が今持っている抗体の数値を調べることが可能です。

一回8000円ほどの費用で検査できるそうです。

検査結果に応じて、抗体ができていない種類のワクチンだけを投与すればいいので、必要ないワクチンは打たなくて済みます。

例えば、下の動画で投稿者の方が言っているように、毎年6種の混合ワクチンを打っていたけれど、抗体検査したら1種類だけ抗体ができなていなかったので、それだけを打ったというケースです。

抗体検査を受けられる動物病院は全国にあるので、かかりつけの病院にも聞いてみてくださいね。

ポイント
副作用が出るのが心配な場合は抗体検査をしてみましょう!

ワクチン接種後に散歩やシャンプーはしていいの?

ワクチン後は、シャンプーや長時間の散歩は避けて安静にさせてあげましょう。

なぜなら、接種後に副作用が出て具合が悪くなる可能性があるからです。

副作用は2,3時間以内に出ることが多いそうです。

激しい運動は避けて、なるべくなら室内で遊ぶくらいにしてゆっくり休ませてあげてください。

シャンプーは2,3日空けてからするようにして、トリミングも期間を空けて体調の良いときに連れていってあげてくださいね。

まとめ

犬のワクチンの接種時期や種類・副作用、接種後に散歩やシャンプーはしていいのかを解説しました。

ワクチンは、狂犬病ワクチンのように年に一度の接種義務があるもの、混合ワクチンのように犬の体質に合わせて接種するものと様々です。

ワクチンの種類によって持続期間も接種するサイクルも大きく違うことがわかりましたね。

持続性 接種するサイクル
狂犬病ワクチン 一年間 年に一度
コアワクチン 数年~一生涯 毎年か数年~一生涯に一度
ノンコアワクチン 一年間 生活習慣に応じて

ワクチンは決して多く摂取すればいいのではなく、犬の体質に合わせて受けることが必要になります。

多く摂取し過ぎると副作用が出て愛犬を苦しませることになってしまいます。

かかりつけの信頼できる獣医さんと相談して、愛犬が長生きできるよう健康管理してあげたいですね!

毎年受ける義務があるのは狂犬病ワクチンだけなんだね!抗体検査をして結果次第では毎年混合ワクチンは受けなくてもいいかもしれないね。早速お友達のプードル君に教えてあげよう!
抗体検査を受けて必要なワクチンだけを受けることが健康のためにも良さそうだね!


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