漂白剤の色落ちは復活できる?修復するなら自分で?クリーニング?

バケツでを使って洗っていたら過って漂白剤が服に飛んでついてしまい、ウッカリ色落ちしてしまうことって、よくありますよね。

お気に入りの服なら、なおさらショックです。

実は、もう着れないとあきらめなくても、自分でお気に入りの服を復活させる方法もあるんです。

さっそく、漂白剤の色落ちの復活方法についてご紹介していきますね!


漂白剤の色落ちは復活できるの?

部分的に落ちてしまった色を完全に復活させることは残念ながらできません。

しかし、服全体を染め直すことによって部分的に落ちたところをわからなくして服を復活させることは可能です。

色落ちした服全体を染め直す方法

色落ちした服の全体を染め直す場合に用意するものはこちらです。

染料、色止め剤、塩、容器(洋服が入るくらいのもの)、ボウル(染料を溶かす用)泡だて器、ゴム手袋、衣料用洗剤

染め方

  1. 漂白成分をできるだけ落とすために、服を事前に洗います。
  2. 脱水し、乾かさずに置いておきます。
  3. 染料をボールに入れ、40℃~50℃のお湯で溶かし泡だて器でまぜます。
  4. 容器にお湯と染料と塩を入れまぜます。
  5. 衣類を容器に入れ、一時間ほど浸します。
  6. 水が透明になるまですすぎを繰り返します。
  7. すすぎっが終わったら服を絞り、容器に40℃~50℃のお湯を入れ、色止め剤を溶かし、15分ほど浸けます。
  8. 再度水が透明になるまですすぎます。
  9. 脱水して陰干しして完了です。

漂白剤で色落ちした服を染め直すときのコツ

全体を染め直すなら、いったん漂白剤で服全体を色ぬきしたほうがきれいに染まるのでは?と思う方もいるかもしれませんが、服自体が傷んでしまうため、現状以上に漂白剤は漬けないようにしましょう。

また、事前に洗う行為をしていないと、汚れやシミで色がきれいに染まらずまだらになってしまう可能性があるので、しっかりと洗うようにしてください。

POINT
1時間漬けこむ時間がありますが、その間放置してしまうと色むらになってしまうので、こまめに混ぜ、水面に浮かないよう沈めるようにしてください。

染料は染める服と近いものを選びましょう。

 


漂白剤で色落ちした服を染め直すときの注意点

染料も、素材によって染まらないものもあります。

注意
ポリエステル素材のものは専用の染料を使う必要があるので注意が必要です。

また、染め直すことで部分的な色落ちをなくすため、もともとの服より濃い色の服に染め上ります。今よりも淡い色や薄い色に染めることはできません。

 

自分で漂白剤の色落ちを染め直すのは難しいと思ったら

ここでやり方を紹介しましたが、やっぱり自分では難しいかなと思う方もいると思います。

そうなったら、クリーニングや専用の業者に依頼をして同じ色で染め直してもらいましょう。

ですが、それでも全く同じ色にというわけにはいかないですし、ある程度費用が掛かることも覚悟しましょう。

 

漂白剤での色落ちを事前に予防しよう

漂白剤での色落ちを予防するには

洗濯機で一緒に洗うのが一番楽ではあるのですが、やはり色落ちする可能性があるものは別にして洗うようにしましょう。

手洗いするようにするのが一番無難です。
長い時間つけることもありませんし、目で色落ちを確認しながら洗うことができます。

この時、熱いお湯は使わずに洗いましょう。

また、漂白剤を使って洗濯する際は汚れたり色落ちしてもいい服を着たり、エプロンを上から着る等工夫しましょう。

 

どんな漂白剤を使っても色落ちしてしまう?

漂白剤には「塩素系漂白剤」と「酸素系漂白剤」があります。

塩素系漂白剤は基本的に漂白力がとても強力で、色物や柄物も色が抜けてしまします。

基本的に白い衣類にしか使うことはできません。

 

酸素系漂白剤はそこまで漂白力の強いものではありません。

色物や柄物にも使うことはできますが、長時間漬けておくと色が抜けてしまうこともあります。

なので、強力に白くしたい場合以外で色落ちが心配な時は「酸素系漂白剤」を使うといいかもしれません。

 

漂白剤の色落ちは復活できる?修復するなら自分で?クリーニング?まとめ

自分でも気が付かないうちに色落ちしてしまっていた場合、けっこうショックですよね。

部分的に色落ちしてしまった服ってなかなかまた着ようという気になれません。

 

少し手間ではありますが、こうやって自分で再度服を復活させる方法があるというのは心強いと思います。

お気に入りの服であれば、すぐにあきらめてしまう前に、一度自分で染めてみるか、クリーニングにお願いして服にもう一度復活してもらいましょう!

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