洗濯機の脱水とは?乾燥との違いと一段上の仕上がりにするコツ!

ご家庭にある洗濯機に必ずついている機能脱水!

いったいどんなことを行っているのか知っていますか?

実はこの脱水にひと手間加えることで、いつもの洗濯ものとは全く違う仕上がりにすることが出来るんです!

今回は洗濯機の機能についている脱水についてと、脱水と乾燥の違いについて説明します。

洗濯物の仕上がりを一段上にするコツもあわせて紹介するので参考にしてください。

脱水と乾燥って同じようで違うのかしら?
今まで深く考えなかったわよね~!

早速見ていきましょう。

 


洗濯機の脱水って?乾燥との違いは?

洗濯機で洋服を洗うとき、洗い→すすぎ→脱水と自動で洗濯機が行ってくれます。

洗剤で洋服を洗った後に、しっかり洗剤をすすぎ、そして遠心力の力で洋服についた水分を飛ばす脱水を行って洗濯機の役目は終了です。

では、脱水と乾燥についてみていきましょう。

 

脱水とは

洗濯機の一番最後に行われる動作で、遠心力を使って水分を飛ばしていきます。

手で何かを洗った際、最後にギュッと絞りますよね。

脱水は手で絞る作業と同じ作業を行っていることになります。

 

洗濯機での脱水は衣服にかなりの負担をかけてしまっています。

高速回転しながら水を切るわけですから、強い力で衣服が長時間押し付けられている状態ですよね。

 

衣服の素材によっては、脱水を行うことで伸びてしまったり縮んでしまったりすることがあります。

セーターなどはこの脱水を行うことで縮んでしまう場合が多いです。

ワイシャツなどのぴしっとした素材もシワシワになりやすくなります。

 

乾燥とは

洗濯機には乾燥機能がついているものもあります。

乾燥は、洗濯槽を回転させながら温風を噴き出して、洗濯物に含まれている水分を蒸発させていく作業です。

 

洗濯機についている機能では、完全に乾かすことはほとんどできないようですがある程度乾かすことはできます。

雨の日など、洗濯物が乾きにくい日に行うとその日のうちに洗濯物が乾くと思います。

 

脱水と乾燥には大きな違いがあり、脱水機能だけでは洗濯物を乾かすことはできません。

脱水は洗濯物を絞ること、乾燥は洗濯物を乾かすことだと覚えておきましょう。

仕上がりを一段上にするコツ!

脱水機能は使い方によっては衣服を傷つけてしまう恐れもあります。

しかし、使う側がひと手間加えてあげるだけでいつもの洗濯物が見違えるほど綺麗になるんです。

 

これから紹介する方法を使えば、生地が伸びてしまうこともシワシワになってしまうことも少なくなります。

ぜひ試してみてください。

洗濯ネットを使おう

脱水時、強い力で衣服が押さえつけられているのですが、その際一番気を付けたいのが衣服同士のからまりです。

衣服同士が絡まってしまうことで、生地が伸びてしまったりシワシワになってしまったりすることがあります。

取り出しの際にも絡まっていると、力任せに引っ張ってしまいかねません。

 

なので、大切な服やお気に入りの服などはすべて洗濯ネットに入れてから洗濯してください。

洗濯ネットに入れるときのコツは、たたんでおくことです。

特にワイシャツなどはたたんで洗濯ネットに入れておくことで、シワシワにもなりにくくなります。

洗濯ネットに入れることで、衣服が伸びてしまうのを防ぐだけでなくほこりがついてしまうのを予防する効果もあります。
大切な服は必ずネットに入れておきましょう。

できるだけ短時間で!

セーターなどの基本的な脱水時間をご存知ですか?

実は負担をかけないためにも脱水は約10秒程度でいいとされています。

 

もちろん、他の衣服にも当てはまることです。

強い力で衣服を押さえつける時間が少なくなればなるほど、衣服への負担は軽減できます。

洗濯機の機能についている脱水時間を一番少なくしたり、途中でとめても問題ありません。

 

脱水が少なくなることで、乾かす時間は伸びてしまいますが水分の重みでついてしまったしわが伸びるというメリットもあります。

軽く脱水するだけでも問題なく乾くので、試してみてください。


まとめ

今回は洗濯機の機能のひとつでもある脱水と乾燥の違いや、脱水をかけるときのコツを紹介しました。

脱水をしすぎると確かに衣服は傷みやすくなりますし、セーターなんかは目に見えて縮んでいたり伸びていたりします。

これらはすべて脱水の強い遠心力のせいなので、できるだけ遠心力をかけないように工夫してみてくださいね。

お気に入りの洋服を洗うときは、短時間脱水を心がけてください。

今まで普通に脱水してたからセーターの袖の長さが変わっていたのかも…
明日からは洗濯ネットに入れて脱水時間を変えてみることにしましょう~!


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