くるみなどのナッツ類は脂肪分が多いので、ダイエットの効果は期待できないと思っていませんか?
実はくるみには肝臓の働きを助け、新陳代謝を活発にする、いわばダイエットに効果的な効能がたくさんつまっているのです。
また、脳を活性化させる効能もあり、最近では鬱にも効能が期待できると言われています。
そこで今回、くるみの持つ効能から、ダイエットに効果的なくるみの食べ方、また脳や鬱に良いとされる理由について紹介いたします。
Contents
ダイエットだけじゃない!くるみがもつ効能について
くるみにはダイエット以外でも健康面に様々な効能があると言われています。
そこでまず、くるみがもつ効能について調べてみました。
くるみが持つ効能
- すごいパワーオメガ3脂肪酸
- 抗酸化作用のポリフェノール
- 女性が不足しやすい葉酸や鉄分
くるみに含まれるオメガ3脂肪酸
くるみはナッツ類の中でオメガ3脂肪酸がもっとも多く含まれています。
このオメガ3脂肪酸というのは、サバやアジなどの青魚に多く含まれていてDHAやEPAと同じ仲間の脂肪酸なのです。
脂肪と聞くとダイエットの敵と思われがちですが、脂肪には良い脂肪と悪い脂肪があり、このオメガ3脂肪酸は体のエネルギーを燃やしてくれる良い脂肪なのです。
くるみでもとれる抗酸化作用ポリフェノール
実はくるみには赤ワイン以上に抗酸化作用のポリフェノールが含まれています。
ポリフェノールには悪玉コレステロールから不整脈などを予防し、老化を防いでくれる効能があります。
くるみなので赤ワインのようにアルコールを含まないため肝臓に負担をかけず、むしろ体内から若返えらせてくれるのです。
女性に不足しがちな葉酸や鉄もくるみで摂取
日本女性に不足しがちと言われる葉酸や鉄分など多くの栄養がとれるくるみは、特に妊娠中の女性にはおすすめです。
葉酸のサプリメントなども販売されていますが、お金がかかるし飲み忘れたりすることもあるでしょう。
普段の生活の中で、おやつとしてくるみを取るだけで、不足しがちな鉄分もとれて、疲労回復や免疫力を高める効能があるので、薬が飲めない妊婦さんはぜひ意識してくるみを食べるとよいでしょう。
ダイエット効果を高めるくるみのおすすめ食べ方
体に良い成分を多く含むくるみをダイエットを意識して食べる際には、他の食材との組み合わせで、さらなる相乗効果が期待できます。
くるみのパワーを高める食べ方
- くるみと納豆
- くるみとほうれん草
- くるみと緑茶
ダイエット中でも満腹感が得られるくるみと納豆
ダイエット中は運動して食事制限をすることで、ストレスがかかったり、疲れやすくなったりすることが多くなります。
そんな時、くるみと納豆をあわせて取ることで、ビタミンやミネラル、アミノ酸が手軽に普段より多く取れるので、ダイエット中の食事メニューにぜひ取り入れてみましょう。
納豆パスタに砕いたくるみをトッピングしたり、納豆くるみ味噌汁などいろんなアレンジが楽しめます。
くるみとほうれん草で楽しくダイエット
ダイエットの効果を高めるために普段の食事で意識して取るようになる野菜にもくるみをトッピングしてみましょう。
ダイエット中は脂肪分を避けがちですが、脂肪分が足りないと肝臓に負担をかけてしまい、代謝が落ちてしまうことがあります。
そこで、鉄分豊富といわれるほうれん草とくるみを合わせてとることで、ダイエット中に不足しがちな栄養素を補う効果があります。
ほうれん草とくるみを白和えにしたり、オリーブオイルで炒めるなど、ダイエット中でもくるみの歯ごたえと甘味で満足感のある食事ができます。
緑茶とくるみは相性抜群
くるみと緑茶は糖の上昇を抑えて脂肪の代謝を高める効能があると言われています。
特にお腹が空いている時、急に普段の食事をとってしまうと、糖が急激に上昇して、脂肪分も吸収されやすくなってしまいます。
そこで、空腹を感じた時、一掴み分のくるみと緑茶をおやつがわりに食べて空腹感を落ち着けてから食事をとることをおすすめします。
くるみと緑茶で糖の上昇は抑えられ、肝臓に負担をかけずに代謝をあげることができ、普段の食事量を減らしても満足感が得られます。
くるみが脳や鬱に良いとされる理由
くるみは肝臓の機能をあげてダイエットに効果的なだけではなく、実は脳を活性化させてるので鬱や健忘症に効果があると言われています。
その理由について調べてみました。
くるみを食べることで脳を活性化
くるみに多く含まれるとされるオメガ3脂肪酸は神経細胞の伝達に欠かせない大事な栄養素と言われています。
このオメガ3脂肪酸が不足すると神経細胞の働きが落ちて脳への伝達が遅れてしまい、記憶力や認知度が落ちてしまうのです。
特に受験生などには、一日ひとつかみのくるみを食べさせることで、神経の疲労回復から脳の活性化、記憶力の向上が認められています。
こうしたことから、くるみは脳を活性化させるのに最も適した食品と言われています。
幸せホルモンがうまれるくるみ
鬱病にくるみが良いといわれるのは、やはりくるみに多く含まれるオメガ脂肪酸の効能でもあります。
くるみを勉強中や仕事中の休憩の合間に食べることで、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンが分泌されて、リラックスした幸せな気分になると言われています。
忙しさから憂鬱な気分になったときなど、くるみを食べると鬱病のリスクを軽減させられる効果があるのです。
まとめ
くるみはパワーフードと呼ばれるように、ダイエットなど体だけではなく脳にまで良い効果をもたらすことがわかりました。
最近ではくるみを使ったいろんな料理レシピも出ていますし、これからのストレス社会、高齢化社会においてもますますくるみ人気は高まりそうですね。
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