最近、食物繊維が豊富でダイエットに効果的、糖の吸収を抑えコレステロールを下げる効果もあるので健康に良いと言われ人気の大麦ともち麦ですが、似たような2つの種類のどちらを買ったらいいかわからなくて悩んでいませんか?
見た目も大麦ともち麦ともに白米と比べてあまりおいしそうではないので、食物繊維が豊富で体に良いとわかっていても毎日続けられないのではないかという心配もあるでしょう。
そこで今回、大麦ともち麦のちがいについて、またダイエットや健康面で効果的な食べ方と注意点について紹介いたします。
Contents
食物繊維が豊富な大麦ともち麦の違いとは
そもそも、大麦ともち麦にはおなじ麦の仲間であれば、栄養価に大きな違いはないのではないでしょうか?また、ダイエットで食べるならどちらがより効果的なのかを、大麦ともち麦のちがいと、その栄養価について紹介いたします。
大麦ともち麦は何がちがう?
- 大麦ともち麦は同じ大麦の種類
- ダイエット効果が高いもち麦
- 大麦はシリアルとして手軽にとれる
実は同じ仲間の大麦ともち麦
大麦ともち麦はどちらも「大麦」の仲間です。
お米にもち米とうるち米があるように、大麦も同様にもち性とうるち性があり、もち麦はもち性の大麦なのです。
同じ大麦の仲間であれば食物繊維の含有量なども同じと思われがちですが、品種や加工の違いで栄養価や食感も変わってくるので、購入する際はパッケージの後ろに記載された栄養素などを確認するとよいでしょう。
ダイエットに効果の高いもち麦
もち麦は穀類の中でも食物繊維が豊富と言われていますが、中でも「β-グルカン」という水に溶けやすい水溶性の食物繊維を多く含んでおり、これは糖質の吸収を抑えコレステロールを下げるなどの様々な働きがあります。
またもちもちプチプチした食感が特徴的で、よく噛んで食べる事で血糖値の急な上昇を抑えて早食いを防ぐことができ、ダイエットにもむいているのです。
大麦はシリアルとしても手軽にとれる
もち麦より先に栄養価が高いことが証明されたのが大麦で、大麦はシリアルとしても手軽にとれるので、日本だけではなく世界中で健康食として人気です。
大麦の食物繊維は水溶性と不溶性が半々とバランスよく含まれており、その食物繊維の量は白米の10倍以上ともいわれています。
コレステロールを下げる効果や糖の吸収をおさえる効果はもちろん、便秘改善の効果が絶大で、さらに大麦のシリアルだと牛乳と一緒に食べるとビタミン、ミネラル、カルシウムの栄養素を効果的にとれると言われています。
大麦ともち麦のダイエットに効果的な食べ方
豊富な食物繊維や栄養をもっている大麦やもち麦をダイエットに効率よく取り入れるには、どんな食べ方がよいのでしょうか?
続いて大麦ともち麦の効果的な食べ方について紹介いたします。
大麦ともち麦の効果的な食べ方
- 初めは白米半分と大麦もち麦半分で炊く
- 少量でも満足大麦もち麦のリゾット
- 酢飯として大麦もち麦のちらし寿司
初めては白米半分、大麦もち麦半分から始める
大麦やもち麦を食べたことがない場合、いきなり大麦もち麦だけを炊いて食べてみても、白米との食感や味のちがいになじめないことが多いです。
そこで、初めて食べる時は、白米と大麦もち麦を半々の量で炊いてみましょう。
大麦やもち麦には白米の糖質を抑える効果もあるので、白米が混ざった食べ方でも、ダイエットには充分効果は期待できますし、食物繊維も充分とることができます。
食感や味に慣れていったら、少しずづ大麦やもち麦の割合を増やしていくとよいでしょう。
少量でも満足できる大麦ともち麦のリゾット
大麦やもち麦はリゾットにしても、もち麦のプチプチした食べ応えのある食感は残るので、キノコやチーズなどを入れたチーズリゾットやトマト缶で煮込んだトマトリゾットにして食べると、少量でもかなりの満足感がえられます。
キノコは食物繊維も豊富ですし、トマトも食物繊維はもちろん、塩分の排出をうながすカリウムや豊富なビタミンを含んでいるので、健康だけでなく美容にも最適な組み合わせといえます。
大麦ともち麦でちらし寿司
実はもち麦は酢との相性が良いと言われています。
その理由は酢のアミノ酸は新陳代謝を高め、脂肪を分解する酵素リパーゼの働きを良くすると言われており、もち麦とあわせてとることで痩せやすい体作りに効果的と言われているのです。
そこで見た目も鮮やかなちらし寿司などの酢飯として大麦もち麦を使えば、白米での酢飯より糖質も抑えられてダイエットも飽きずに楽しく続けられるのです。
大麦やもち麦ダイエットの注意点
水溶性食物繊維が豊富で腸内環境を整え、コレステロールを下げる効果や糖の吸収を抑えることで万能な栄養食品と人気の大麦ともち麦ですが、ダイエットを始める前と、実際ダイエットに使っても痩せない時の注意点を紹介します。
大麦もち麦は麦の仲間なのでアレルギーに注意!
ダイエットを始める前に、大麦ももち麦も「麦」の仲間なので、小麦アレルギーがある方にはおすすめできません。
普段から小麦を使ったパンやお菓子などでアレルギー症状がでる方は、必ず事前にパッチテストやお医者さんに相談して決めるようにしましょう。
健康に良いからと食べ過ぎない
白米より糖質も少なく、食物繊維は豊富ではありますが、カロリーは白米と同じくらいあります。
そのため大麦もち麦を食べていれば痩せるというものではなく、食べすぎると当然太ります。
1日2回を目安に、お茶碗半分の量をよく噛んで食べるようにしましょう。
まとめ
テレビ番組のダイエット企画にもとりあげられて、一時期店頭から消えたと言われる大麦やもち麦ですが、最近は十穀米や雑穀米としていろんな種類がでています。
私も最初は味に不安がありましたが、慣れてみると白米よりもおいしくて食べ応えがあり、何より頑固な便秘が解消されたので食物繊維の力には納得です。
便秘や肌荒れに悩んでいる方には特におすすめですよ。
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