押し麦はとろろご飯として食べる麦ごはんにも使われるスタンダードな大麦で、私たちの食生活にも身近で食べやすいものです。
そんな押し麦はダイエットにも最適ということで最近注目されている食材です。
気になる炊き方ですが、まったく難しいことはありません。
押し麦は鍋で炊くこともできますし、圧力鍋やレンジを使っても美味しく食べることができます。
今回はダイエットに最適な押し麦を美味しく食べるために、ふつうの鍋や圧力鍋、レンジを使った炊き方の方法やポイントをご紹介します!
1合、2合、3合べつの水の量も合わせて解説しますよ♪
Contents
押し麦がダイエットに良い理由
押し麦の炊き方をみる前に、どうして押し麦がダイエットに良いとされているのかを解説しましょう!
押し麦は炊いたあとの糖質が100gあたり17.5g程度になります。
白米の炊いたあとの糖質が100gあたり約37gなので、押し麦の方が糖質が低いことがわかります。
また、押し麦に含まれる水溶性食物繊維のβ-グルカンが血糖値の上昇を穏やかにし、コレステロール値を正常化する効果が期待できます。
他にもビタミンB群にカリウム、カルシウム、タンパク質を豊富に含んでいるので、ダイエットや健康づくりに最適な食材なのです。
押し麦の炊き方
押し麦を炊くときにいちばん基本で簡単なのは、炊飯器を使う方法です。
最近の炊飯器では雑穀米モードなどもあるため、指定のお水の量を入れてスイッチを入れるだけで簡単に炊くことができます。
しかし家族は白米を炊いて、自分だけ押し麦を炊くという場合などは炊飯器を使うことができませんよね。
そんなときには炊飯器を使わなくても、お鍋やレンジ、圧力鍋を使って炊いてみてください。
炊飯器を使うよりも時短になって便利ですよ♪
鍋で炊く場合
- 押し麦は最低でも30分以上は水に浸けて、しっかりと吸水させてください。
- 押し麦と水が1:2の割合になるように鍋に入れて、蓋をして弱火から中火で炊いていきます。
- 吸水をしっかりしておけば5分程度で炊くことができます。
- 炊いたらすぐに蓋をあけずに15分ほど蒸らし、その後蓋をあけて大きく混ぜて完成です。
レンジで炊く場合
耐熱容器やシリコンスチーマーを使うとレンジでも簡単に炊くことができますよ♪
- 押し麦と水は1:1.5の割合にします。
- こちらもしっかりと吸水させる時間をとってください。
- 深めの耐熱容器やシリコンスチーマーに入れて、600wで20分加熱します。
- 10分から15分蒸らす時間をおいたら完成です。
途中で何度か止め、混ぜると均一にムラなく炊き上げることができます。
混ぜる時や炊きあがりは熱いので十分気を付けて行ってください!
圧力鍋で炊く場合
ふつうのお鍋だけでなく圧力鍋でも美味しく炊くことができます。
- 押し麦と水を1:2の割合で鍋に入れて吸水させます。
- 吸水できたら蓋をして、おもりを低圧にして中火にかけます。
- おもりが激しく揺れ始めたら、弱火にして2分ほど加圧します。
- ピンが下がったら蓋を開け、底から大きく回すようにしっかり混ぜてください。
- もう一度蓋をして少し蒸らしましょう。この蒸らしが美味しく炊けるポイントです。
使う圧力鍋や火加減によって炊きあがりの硬さなどが異なる場合がありますので、お好みの炊き方に調節してみてくださいね。
1合2合3合べつの水の量は?
押し麦を美味しく炊くには水の量がポイントになってきます。
基本は押し麦と水が1:2といわれています。
押し麦 | 水 | |
1合 | 110g | 220g |
2合 | 220g | 440g |
3合 | 330g | 660g |
上記は押し麦100%で食べる場合です。
白米2合にいつも通りの水加減+押し麦50g、水100ml
炊きあがりは約2.4合になります。
白米2合にいつもの水加減+押し麦100g、水200ml
炊き上がりは約2.8合になります。
白米2合にいつもの水加減+押し麦200g、水400ml
炊き上がりは約約3.7合になります。
押し麦を初めて食べるという場合や、押し麦の独特の匂いが苦手で食べづらいという人は白米と混ぜて食べましょう。
押し麦は白米と混ざりやすいように平らなかたちに加工されているので、苦手な人でも食べやすいですよ♪
押し麦の炊き方、ポイントまとめ
押し麦は炊飯器だけでなく鍋やレンジ、圧力鍋でも美味しく炊けることがわかりました。
炊飯器以外でも簡単に炊けるので、自分ひとり分だけ炊きたい時も安心ですね♪
ダイエットや健康にとても良い効果のある押し麦なので、ご紹介した炊き方とポイントを参考にして、美味しく健康な食生活を送ってくださいね♪
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