トカゲの飼育に興味はあるけど、飼育を始めるために必要な準備って意外と分からないことだらけですよね。
特に、外に生息するトカゲを室内で飼育するとなると、どんな環境をつくってあげたらいいのか悩むところだと思います。
トカゲを飼育するうえで何をそろえてあげればいいの?準備にかかる費用は?適切な温度や湿度ってあるの?ケージのレイアウトってどうすればいいのか、気になるトカゲの飼育費用と環境について紹介していきます。
温度とか湿度とか、ケージのレイアウトって気になる部分がたくさんあるし、準備だけでいくらくらい費用がかかるのかな。
どんな準備が必要か一緒に見ていきましょう!
トカゲの飼育の費用はいくら?
トカゲの飼育の費用は、飼育するトカゲの種類によりますが、小型で飼いやすいカナヘビを例にして説明します。
例:カナヘビの飼育費用(概算)
- カナヘビ 1,000円
- 飼育用ケージ 7,000円
- 床材 1,000円
- シェルター 1,000円
- パネルヒーター 3,000円
- バスキングライト 2,000円
- 温湿度計 1,000円
- 水入れ 1,000円
- レイアウト用の木 1,000円
- 紫外線ランプ 2,000円
合計:20,000円
基本的に1,000円から数千円で用意できるものがほとんどですね。
また、シェルターや水入れのように手作りで代用できるものや、レイアウト用の木のように庭先で拾えるようなものもありますので、アレンジ次第では費用を抑えることも可能です。
この他にも、日常的に必要な餌の費用もありますので、餌の種類や費用のチェックもしておきましょう。
どんな環境を用意するといいの?
適切な温度と湿度って?
カナヘビを飼育する際には24℃が適温とされ、湿度はそこまで厳密に管理する必要はありません。
しかし、カナヘビ に限らず、トカゲは変温動物なので飼育する環境の温度管理がとても大切です。
トカゲが上手に体温調節ができるよう、ケージ内に温度勾配をつけるようにしましょう。
- パネルヒーターはケージの1/3〜1/2ほどを覆い温度勾配をつけます。
- バスキングライトを使い、日光浴の代わりに体を温められる場所をつくりましょう。
- ケージを置く部屋の環境や季節によって、温度管理は適宜行ってください。
ケージのレイアウトってどうすればいいの?
木や石を使い、自然の中での動きが再現できるレイアウトを考えましょう。
トカゲは立体的な行動が得意なので、シェルターや水入れを利用しつつ、木や石で高さや奥行きを出してあげるといいかもしれませんね。
また、ケージのサイズは飼育するトカゲの体長の2〜3倍の幅があるものを選びましょう。
脱走することがあるので、フタ付きのケージか後からフタをつくってあげるのがおすすめです。
まとめ
トカゲは飼育する環境をきちんと整えてあげれば、健康に長生きすることができます。
特にトカゲを含めた爬虫類は、周りの温度や体の状態に合わせた体温調節が必要です。
そのため温度管理が重要になるので、温度管理に関する準備は念入りに行い、気持ちよくトカゲを迎え入れることができるといいですね。
また、今回はカナヘビを例に説明をしてきましたが、飼育するトカゲの種類によっては必要な環境や費用が異なります。
飼育したいトカゲが決まったら、具体的な内容はペットショップで店員さんに相談してみましょう。
あとはしっかり準備をして、トカゲにとって快適なお部屋をつくってあげたいわ〜!
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