きちんと洗濯をしているのに、どうしてかタオルに黒ずみは発生するということはないでしょうか?
原因がわからないと対処や予防の仕方もわからず、困っている人も多いです。
そこで、タオルに黒ずみができる原因とその対処方法をお伝えしていきます。
布地を傷めない方法として煮洗いや重曹が人気ですが、どちらがいいのかについてもご紹介します!
Contents
黒ずみがタオルにできる原因はこの4つ!
洗濯というのはどうしても、洗濯機がしっかりとやってくれる!という安心感があります。
しかし、洗濯洗剤や柔軟剤の使いすぎなどでもタオルに黒ずみができる原因になるので、洗濯機任せではいけません。
黒ずみができる原因は以下の3つなので、日頃の洗濯を振り返ってみるといいですよ。
他の洗濯ものから色移りして黒ずんでいる場合
まず1つ目は、一緒に洗濯をしているほかの衣類の色移りが原因の場合です。
タオルと衣類を一緒に洗うケースも多いと思いますが、真っ白なタオルの場合は他の洋服からの色が移ってしまうことも多々あります。
新品の洋服は特に色が落ちやすく、白いタオルに色が移って黒ずみができたように見えてしまいます。
タオルに「黒カビ」が発生して黒ずんでいる場合
次2つ目は、黒カビが発生してしまったことが原因の場合です。
タオルというのは、汚れや湿った状態がいつまでも続いているとカビが発生します。
洗濯をしているのにカビ?と思うかもしれませんが、使用後のタオルというのは非常に汚れが繁殖しやすい状態なので、カビができやすいんです。
タオルの汚れがきちんと取れていない場合
3つ目は、汚れがきちんと取れていない場合です。
洗濯機でやっているのに?と思いますが、洗濯洗剤で100%全ての汚れを落とせるわけではありません。
タオルはずっと使用していると、少し残っていた汚れが蓄積されて、結果的に黒ずみとして出てきてしまいます。
柔軟剤や洗濯洗剤の使いすぎでタオルが黒ずんでいる場合
柔軟剤や洗濯洗剤を使いすぎている、という場合も、タオルの黒ずみの原因になっている場合があります。
見極める方法としては、黒ずみがグレーっぽい状態の時は、柔軟剤や洗濯洗剤の使いすぎが原因と考えられます。
しかし、そうすることによってタオルに柔軟剤や洗濯洗剤が落ちきれずに汚れが残るため、黒ずみになります。
こうした、柔軟剤や洗濯洗剤の使いすぎが原因の黒ずみの場合は、対処方法は簡単です。
まず、柔軟剤はしばらく使用をやめること。
それだけでも洗濯を繰り返すことによって黒ずみはなくなっていきます。
そして、洗濯洗剤はしっかりと目安量を守ることです。
たくさん洗剤を使ったからと言って、とれる汚れの量やすすぎの回数は洗濯機で決められたものしかできません。
なので、何事もやりすぎは禁物ですよ。
タオルについた黒ずみをなくすには煮洗い?重曹?
タオルの黒ずみはカビや汚れが原因の場合が多いので、しっかりと洗浄する必要があります。
そこで、対処法としては2つおすすめがあります。
タオルの黒ずみの解消法1・煮洗いをする
タオルを煮洗いする方法は非常に洗浄力が高く、カビが繁殖した場合でもすっきりとキレイにしてくれるので、取れない黒カビの時に最適です。
ただ、洗浄力が高いために生地に負担はかかりますので、その点は理解しておきましょう。
まず、タオルが入るくらいの大きさの鍋に水を入れます。
水量に合わせて洗剤を混ぜましょう。
必要であれば漂白剤を混ぜてください。
そこにタオルを入れて、弱火で10分程度煮ます。
状況を見ながらかき混ぜてください。
目安時間が経過した後、火を止めてお湯が冷めるまで待ち、冷めた後はキレイな水ですすぎ洗いをします。
その後に洗濯機に入れて普通に洗濯をして、完了です!
タオルの黒ずみを「煮洗い」で解決するなら、こちらの記事も参考にしてみてください!
タオルの黒ずみの解消法2・重曹を使う
重曹を洗濯洗剤と一緒に入れて洗う方法も黒ずみを落とせます。
洗浄力もあり、タオルを傷めることがないので、おすすめです。
ただ、あまりにも頑固な黒ずみの場合は、煮洗いする際に洗剤と一緒に重曹を入れるとより一層キレイになりますよ!
タオルの黒ずみの対処法を原因別に考える
タオルの黒ずみ原因はいろいろあることがわかっていますが、それぞれの原因別におすすめの対処法があります。
全ての原因で煮洗いや重曹洗いをすすめられるわけではないので、覚えておきましょう。
原因/対処法 | 煮洗い | 重曹洗い | つけおき洗い | 漂白剤 |
黒カビ | ◎ | △ | ◯ | ◯ |
色移り | ◯ | × | ◎ | △ |
汚れ残り | △ | ◎ | ◯ | ◯ |
色移りの場合は、重曹で洗ってしまうとより一層悪化してしまうので、絶対に避けましょう。
汚れ残りの場合は、しっかりと洗うことが重要になるので、生地自体を傷めてしまう煮洗いはおすすめできません。
基本的に洗濯カゴの中は雑菌が繁殖しやすく、黒カビが発生しやすいのです。
汚れたタオルをそのままにしておくことはおすすめできませんので、少し溜まったらすぐに洗濯するくらいの気遣いが必要になります。
タオルの黒ずみ原因は様々!
いろいろ、タオルの黒ずみ原因があることがわかりました。
そのため、自分のタオルはどのような原因なのかをしっかりと把握しておくことが必要になります。
例えば、日頃あまり頻繁に洗濯をしていなかった人はこまめに洗濯をするようにしたり、色物と一緒に白いタオルを洗濯しないようにするなど対処はいろいろあります。
特に多いのは、黒カビと汚れ残りなので、あまりにも洗濯洗剤を使用しすぎたり、柔軟剤をたくさん使用することは避けましょう。
汚れ残りの場合は何度もしっかりと洗濯をしたり、漂白剤を使用することによってキレイになるので、比較的簡単です。
黒カビがどうしてもとれない!という場合は、煮洗いをしてみてください。
また、黒ずみを発生させない予防も必要になります。
前出したように、こまめに洗濯をすることと、洗濯洗剤の使用目安を守ることです。
それぞれ、ベストな量が決められているので、それらを無視せずに自己判断もやめましょう。
せっかくのお気に入りのタオルを黒ずみでダメにしてしまってはもったいないので、対処法や予防法をしっかりと理解しておくと便利です。
キレイなタオルをいつも使用していると気分も変わるので、洗濯は大事ですよ!
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