茶渋はいつの間にか付着して、気づいた時には普通の洗剤ではなかなかとることができなくて困ってしまうことはありませんか?
茶渋の取り方を調べると、塩素系漂白剤や重曹やクエン酸、お酢や塩など様々な方法がでてきます。
そこで今回、茶渋の取り方としてどの方法が良いのか?また茶渋の取り方の注意点などについて調べてみました。
Contents
身近なもので茶渋の取り方
茶渋の取り方として、代表的なのがキッチンハイターなどの塩素系漂白剤に着け置きしておくことや、重曹やクエン酸をスポンジに着けてこすり洗いをすることです。
その中で茶渋に効果的な取り方はどんな方法があるのか調べてみました。
茶渋の取り方おすすめ方法
- 茶渋を取るには重曹がおすすめ
- 茶渋を取るにはクエン酸がおすすめ
- 茶渋を取るには塩やお酢がおすすめ
茶渋には食品にも使える重曹がおすすめ
重曹は「炭酸水素ナトリウム」という弱アルカリ性の成分でできていて、昔からお菓子やパン作りにべーきんぐベーキングパウダーとして使われるなど、料理においても欠かせない存在でもあります。
料理にも使えるので人の体に取り入れても害がない重曹は水回りの掃除にも大活躍します。
お水を混ぜてペースト状にしてしつこい茶渋を洗うときれいに取ることができますし、水筒は40度くらいのお湯で薄めた重曹に着け置きすることで、茶渋だけではなく、臭いを取り除くこともできます。
茶渋には簡単に手に入るクエン酸がおすすめ
クエン酸は弱酸性の成分でできており、水垢や調理台のコゲ付きを落とすのに効果的です。
クエン酸には茶渋を溶かす効果もあるので、水垢とりと一緒に茶渋も取れて一石二鳥なのです。
使い方は重曹と同じく、お湯で薄めて着け置き洗いしたり、スポンジにつけて普通の食器洗いの容量で洗うことで、茶渋は簡単に落とせます。
最近では100円ショップなどで安く手軽に購入できるのもあるのでおすすめです。
茶渋にはどこの家庭にもある塩やお酢がおすすめ
クエン酸や重曹が手元にない場合、塩やお酢も茶渋を取る効果があります。
塩をそのまま茶渋に塗り付けて、スポンジなどでこすると、塩の粒が研磨剤の役割を果たしてくれて茶渋が取れるのです。
また、お酢はステンレス製の水筒などの茶渋取りに効果的で、お湯で薄めたお酢を水筒に着け置きすることで、水筒内に付着した茶渋を浮かせて取り除いてくれます。
塩やお酢は普段食材として、身体に取り入れているものなので、一番自然で体に優しい洗剤と言えます。
茶渋の取り方の注意点
茶渋の取り方には様々な方法がありますが、間違った取り方をしてしまうと、お気に入りのカップを壊してしまったり、水筒を破損させてしまう場合があります。
そこで、やってはいけない茶渋の取り方について紹介いたします。
やってはいけない茶渋の取り方注意点
- 塩素系漂白剤は使ってはダメ
- 水に長時間の着け置きはダメ
- たわしや磨き粉入りの洗剤はダメ
実は危険な塩素系漂白剤
塩素系漂白剤は短時間で除菌や漂白にもっとも効果を発揮しますが、それはとても強い薬剤とも言えます。
その為、商品パッケージにも必ず「手袋着用」や「肌についたらすぐ洗い流す」などの注意書きが目立つように記載されています。
実は水筒などを塩素系漂白剤に着け置き洗いした後、薬品の洗い残しが原因で、水筒のお茶を飲んだらツンとしたにおいを感じたという人も少なくありません。
少量でも薬剤を体内に取り入れてしまうと、小さいお子さんの場合など吐き気や腹痛を引き起こす場合もあります。
塩素系漂白剤は効果抜群ですが、使うのであれば月に1回とか汚れがひどいときなどにして、日常的に使用するのは控えたほうがよいでしょう。
サビや破損の原因になる長時間の着け置き洗い
スリムタイプの水筒などは、中にどれだけ茶渋がたまっていてもなかなか目で見て汚れを取ることはできません。
その為、重曹水や塩素系漂白剤で着け置き洗いをして中の汚れを浮かして取る方法が一般的ですが、1時間以上の着け置き洗いはやめましょう。
ステンレス製の水筒などの場合、長時間水につけておくことが原因でサビが発生する危険性があります。
着け置き洗いは長くても1時間を目安にして、気になる汚れはメラニンスポンジや、柄のついたスポンジなどで取るようにしましょう。
たわしや磨き粉入り洗剤はすべて落としてしまう
クレンザーなど研磨剤が入った洗剤やたわしを使用することで、茶渋や汚れを取るだけではなく、食器の絵柄が剥げてしまったり、水筒の内側にキズを付けて水漏れの原因を作ってしまうことがあります。
せっかくお気に入りのデザインがはげてしまったら悲しいですよね。
しつこい茶渋はゴシゴシこすらず、着け置き洗いやメラニンスポンジで優しく洗うだけでも取り除くことができます。
茶渋がついてしまう原因と対策
茶渋が付く前に対策が取れたら、少しでも家事の負担は減らすことができますよね。
そこで、茶渋が付く原因と対策について調べてみました。
茶渋がついてしまう原因
茶渋はコーヒーやお茶などを飲んだコップなどそのまま放置しておくことで、いつの間にか茶渋の元と言われる「ステイン」が付着し、コップの底や側面にたまってしまいます。
「ステイン」という名称を歯磨き粉のCMなどで聞いたことがある方もいらっしゃるでしょう。
ワインやコーヒーなどに含まれていて、白い歯を黄色くしてしまう「ステイン」は、同じように食器にも茶渋がついてしまうのです。
茶渋がつかないための対策
毎日食器をきれいに洗っているつもりでも、茶渋はいつの間にか水筒やカップの内側やくぼみに付着して増えていくものです。
そこで、なるべく茶渋をつけないようにするためには、まずはお茶やコーヒーを飲んだカップをそのままにせず、すぐに洗うようにしましょう。
面倒くさいとついつい後回しになってしまいがちですが、早めに茶渋を取っておくことが充分な対策法になります。
また、お米のとぎ汁でカップや水筒を煮だして洗う方法も、お米のとぎ汁が膜となって茶渋を防ぐ効果があると言われています。
まとめ
茶渋は重曹やクエン酸以外でも塩やお酢など身近にあるものでも取ることができることがわかりました。
いろんな除菌や消臭に効果もある洗剤や薬剤も販売されていますが、家族も口にする食器なので、身体に害のない自然なものを使いたいですよね。
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