シロアリ予防として何か自分で出来る対策方法はあるのでしょうか。
もし自分で簡単に出来るシロアリ予防方法があったら活用したいですよね。
今回はシロアリを自分で予防するための方法と、もし発生した場合の駆除方法をまとめてみました!
Contents
シロアリとクロアリは違うの?
シロアリはその名の通り『色が白いアリ』です。
実はシロアリはゴキブリの仲間(ゴキブリ目)、黒アリはハチの仲間(ハチ目)で、クロアリはシロアリを食べます。
春・夏になると、シロアリが特に活発に動き、家で被害が発生しやすくなります。
特にお家の中へ侵入しやすいのが、『ヤマトシロアリ』と『イエシロアリ』です。
シロアリの発生場所
シロアリが生息場所を選ぶポイント『棲みやすい環境』と『好きながエサある』です。
好む場所
- 湿気が多い
- 暖かい
- 日当たりが悪い
- 風通しが悪い
好むエサ
- 木材
- ダンボール
- コンクリート
- 発泡スチロール
- プラスチック
シロアリ被害チェック
- 春~夏にかけて羽の付いたシロアリを沢山見た。
- 床がフワフワと浮いたようになっている。
- 床がギシギシ軋む。
- 水漏れがあった。
- 床下の湿気が多い。
該当するものがあったら早めに点検することをおすすめします。
自分で出来るシロアリ駆除方法
最近ではシロアリ駆除用の薬剤が、ホームセンターやドラッグストアで購入できます。
自分で出来る駆除方法は2つです。
ベイト法
『地中埋設式』ともいいます。
家周辺の土にセットし、シロアリに毒餌を食べさせて死滅させるものです。
建物自体への影響がなく、赤ちゃんやペットにも安全で簡単な方法です。
しかし効果が出るまで時間がかかり、生息場所にセットしなければならないので、専門知識が必要となります。
さらに継続的に定期点検を行います。
バリア法
『薬剤散布式』ともいいます。
床下などに潜り込み、直接薬剤を散布する方法です。
即効性のある駆除方法で、木材腐敗の予防にもなります。
薬剤の種類によって適切な使い方も違ってきますし、噴霧機のレンタルセットや防毒マスクや防護メガネ・長袖長ズボンなど備品の用意が必要なため費用は高めです。
シロアリ駆除の工事費用や料金相場は?
シロアリ駆除を専門業者に依頼する場合、料金の相場はどのくらいかかるのでしょうか。
ほとんどの業者で対応する面積によって費用が決まり、1坪辺り○○円といった計算方法になります。
また業者によって料金は異なりますが、相場は下記の通りです。
1坪=6千~8千円
床面積が5坪の場合3万~4万円になりますし、10坪なら6万~8万円となります。
別途費用がかかることも
基本料金の他に、交通費や廃材の撤去費用などが追加でかかることがあります。
ホームページなどでどんな場合に料金が発生するのかしっかりと確認し、依頼する前に電話で問い合わせるなど、見積もりを取っておくことをおすすめします。
見積もりを取っても、被害の進行具合や建物の構造によっては追加で費用がかかることもあります。
例えば、壁や床を剥がす事態になれば修繕費が別でかかりますよね。
完全駆除をしないと再発する恐れがあるため、思い切ってお願いするべきです。
自分で出来るシロアリ予防法
なかなか料金が膨らみそうなシロアリ駆除ですが、なによりシロアリが棲みつかないための予防ができたらベストですよね。
それは、シロアリが『棲みにくい環境』を作ることです。
- 庭先に木材や段ボールなどを放置しない。
- 雨漏りや結露を放置しない。
- 家の周りに物を置かずに風とおりを良くする。
早期発見ができれば、その分対策もすぐにできます。
蟻道(アリミチ)がないか、常に家の点検を意識することが大切です。
まとめ
シロアリは体の小ささからは想像できない程、もたらす被害は大きく、家に棲みつかれてしまうとジワジワと大切な家を破壊していきます。
対策として一番有効なのは、シロアリが棲みつかない環境づくりです。
もし「シロアリに住み着かれてしまったかも?」と思ったら、自分で駆除を試みることもできますが、「家」という重要な事柄ですから、業者に依頼する方が良いでしょう。
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